- モーツァルトとベートーヴェンはどっちが凄い?7
2 :名無しの笛の踊り[sage]:2013/07/25(木) 17:33:18.26 ID:O30TuTdg - 僕の知ったかぶりを聞いて下さい。
そして穴があったら遠慮なくつっついて下さい。 まずベートーヴェンの音楽はモーツァルトの音楽と根本的に違う音楽だと思います。 まずピアノソナタの第一主題一つ取っても、 ワルトシュタインソナタ第一楽章のドミミミミミミミミミミミミミファファソーシラソなんていう主題、モーツァルトには断じてありえない主題です。 熱情の第一主題しかり、ハンマークラヴィーアしかり、第30番しかり、もうどこからそんな主題が思い付いたの!?って感じです。 そしてベートーヴェンはモーツァルトの音楽に比べ(言い方が悪いですが)非常に仰々しい音楽だと思います。 モーツァルトがある意味美を極めてしまったので、ベートーヴェンはオリジナリティで勝負しようと思ったんではないでしょうか。 モーツァルトの長調のソナタ形式は第二主題は絶対に属長調であったのに対し、 ベートーヴェンは長三度上の長調だったり、短三度下の長調だったりそれまでの常識をくつがえし放題。 英雄交響曲の第一楽章のダン!ダン!ダン!ダン!ダン!ダン!という6連発にしても当時の人々にとって「これふざけてるの?」って感じだったのではないでしょうか。 テンポのとりかたも、モーツァルトの音楽は1,2,3,4、と一定に刻みますが、ベートーヴェンの後期のソナタなんかテンポが伸び縮みしたりテンポも拍子も変わり放題。 モーツァルトとベートーヴェンどっちが凄い? 二人とも大天才です。 美を極めたモーツァルト、大革命をもたらしたベートーヴェン。 どっちも凄過ぎます。
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