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カール・フレッシュ式奏法がヴァイオリニストを駄目にしたからさ
史上最高のヴァイオリニストはpart4

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史上最高のヴァイオリニストはpart4
127 :カール・フレッシュ式奏法がヴァイオリニストを駄目にしたからさ[]:2013/07/08(月) 20:27:23.64 ID:GMEApjTZ
 初めてブロニスラフ・フーベルマンを聴いた時の驚愕と興奮は今に忘れない。
それはチャイコフスキーの協奏曲のライヴ録音であつたが、冒頭から自由奔放で妖艶な節回しに呪縛された。
硬い粗暴な音を出し度肝を抜く一方、濃密な歌ひ口は妲己の如く私を虜にした。
手に汗握つて音楽を聴いたのは、他にフルトヴェングラーの戦中ライヴくらゐである。
フーベルマンの大変貴重なサイレントの映像記録がある。室内を歩き回りながら趣く侭自在に弾いてゐる感があり、奏法が型に嵌つてゐない点に着目したい。
ボウイングの速度やヴィブラートの速度が変幻自在で、肘の高さも一様ではない。手首の柔らかさは特筆すべきで、運弓の返しが美しい。
弓の持ち方も浮かせたり沈ませたりと常に変へてゐる。魔術的なフラウタンドの奥義が映像でも確認出来る。左手ピッツィカートの豪快さも見物だ。

意欲的なスピッカート奏法は最大の奥義で、弓の飛ぶこと激にして、クレッシェンドをかけるに至つては鬼神の仕業で肝を潰す―
チャイコフスキーの協奏曲第1楽章提示部最後のトゥッティに入る直前で聴くことが出来る。
また、ピアニッシモでは弓を浮かしたフラウタンド奏法による霞のやうな音色で聴衆に魔法をかけた。
フーベルマンの芸術は系譜から完全に孤立してをり、一世一代限りの覇王であつた。

1896年、ブラームスの協奏曲を作曲家臨席のもと演奏するが、神童などに無関心だつた老作曲家を忽ち虜にした。
終演後ブラームスは、フーベルマンの為に「幻想曲」を作曲することを申し出たといふ。
史上最高のヴァイオリニストはpart4
128 :カール・フレッシュ式奏法がヴァイオリニストを駄目にしたからさ[]:2013/07/08(月) 20:33:55.73 ID:GMEApjTZ
Vintage Bronislaw Huberman Video: How to Play Violin 1929
http://www.youtube.com/watch?v=nQ5xfdRHVuM

Huberman Plays Tchaikovsky Violin Concerto, in D Op.35, 1928, Complete
http://www.youtube.com/watch?v=JfzeiGQABrM


フーベルマンの演奏を激しく糾弾したのが堅物のカール・フレッシュ教授で、度し難い個人主義的の頭領として退けた。
その一方、魅了される者は後を断たなかつた。
http://www.h6.dion.ne.jp/~socrates/huberman.html

要するにカール・フレッシュはヴァイオリンの演奏をスポーツの一種だと思ってるアホなのさ


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