- ブルックナー 交響曲第6番イ長調
104 :名無しの笛の踊り[sage]:2013/06/06(木) 17:53:10.75 ID:O1JXnc/R - <再現部はどんなに遅くとも4小節前にはテンポを戻して行きたくなるし、
加速しないなら、Qの1拍前を粘ってみたり、ルフト・パウゼを入れたりして> >>102でも書いたけど、ヒナイス版は[O]で、すでに最初のテンポ。 235小節からさらに加速するので、再現部突入はテンポを落として最初 のテンポに戻る。まあ、32分音符による重量感なんてどっちみち 出来ないからと無視して、2拍子でのテンポ操作だけに限るというわけだ。 すると「Tempo Tmo」が「よりゆっくりした」という感じになる。 トリックだねえ(笑) ブルックナーの指示が不完全なもの、あるいは指示された楽想に限定された ものと考えると、そういう解決法もあるかもねえ・・・ そうなると、第1楽章も「bedeutend langsamer」は第2主題限定という ことになり、第3主題以降は最初のテンポであるということを容認して しまう結果となる(実際ヒナイス版はそういうテンポ設定)。 でも、 <「展開部全体がbedeutend langsamer」と読める> のは明白であり、勝手に拡大解釈してよいものなのか? 「Tempo wie anfangs」も意味不明になるし・・・
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