- ブルックナー 交響曲第6番イ長調
103 :名無しの笛の踊り[sage]:2013/06/06(木) 01:23:02.86 ID:JzDX4Wqw - >>102
展開部の始まりでテンポを緩めるのは良いけど、 このフィナーレでは再現部冒頭に「Tempo Tmo」を書いていることから、 「展開部全体がbedeutend langsamer」と読める 提示部にテンポ変化がないだけに、なかなか変わった選択じゃないかなあ 他の曲ではそこまでしていないと思う 確かに、指示がなくても音楽の内容から適宜テンポを調整するのが妥当、 と思う箇所は後期に至るまで多々あると思うし、 テンポに関する指示の後に、元に戻すと思われる箇所に指示がなかったりして、 本来のテンポに戻すのは演奏者レベルの処理、という箇所が散見されもする 初版を編集した弟子も、様々な演奏者も、そう解釈するなり感じるなりして実践してきたんだろう 自分の感覚でも、再現部はどんなに遅くとも4小節前にはテンポを戻して行きたくなるし、 加速しないなら、Qの1拍前を粘ってみたり、ルフト・パウゼを入れたりして仕切り直したいかな
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