- ブルックナー 交響曲第6番イ長調
58 :名無しの笛の踊り[sage]:2013/03/17(日) 11:30:47.53 ID:dgvkTXsz - <L直前の158小節のホルン1・2と3・4の違いはどうなんだろう>
これが誤植ではないんだなあ。意味不明。 それよか、L前2小節(157−8)の第2ヴァイオリンは 2つとも 付点16分休符なしの形。したがって誤植。 同様に172−3小節、最後の2つの第1ヴァイオリンも 付点16分休符なしの形。したがってこれも誤植だ。 自筆稿上楔の消し忘れの可能性はあるけどねえ・・・・ <(「複付点8分音符」の「複付点」を「付点16分休符」に上書きできるかも、 という程度の適当な仮定だけどw)> これは、大いにあり得る。 2つの点のうち、1つ目の上から16分音符を書くと一見補正したようには 見えなくなるからねえ・・・・ 大量にある、こういったややこしい音形をポイントごとに分けて書く という手法も記譜上ではしばしばあるので、そういった作業工程の中で ミスが生じることは、往々にしてあり得ることだ。 158のホルンの矛盾も、第2ヴァイオリン絡みという面があるとはいえ ほとんどブルックナーのミスに近いと思われる。 これに対して第2ヴァイオリンは、安易に作曲者の誤記とみなしている ので全くの誤植。 付点16分休符とその直前の音につく楔は連動する(すなわち複付点8分音符 に楔が付くということはブルックナー論理的にあり得ない)ということ からこの音形はすべて再検証する必要があるだろう。 ちなみに、ヒナイス版はこれらの点についてほぼ納得がいく解決がなされて いる(第1ヴァイオリンの楔を消し忘れたこと以外は)。 すなわち、これらの齟齬は、ハース版によってもたらされたものであること を付け加えておく。
|
- ブルックナー 交響曲第6番イ長調
59 :58[sage]:2013/03/17(日) 17:23:01.73 ID:dgvkTXsz - 読み返してみると
<付点16分休符なしの形。したがって誤植。> 以下は誤植というより、誤校訂あるいは校訂上の見落としと言った方 がいいね。製版上の問題ではなさそうだから。 >>56 《第一交響曲》にもよく出て来るケースだけど、 鍵盤楽器を片手で弾いて上声がスラーになった時の和声部分は? と言った感覚で捉えるしかないように思う。 W直前の2小節の1,2など、全く意味不明。 ブルックナーも人の子、わけのわからんこともやっちゃうということだ(笑) <354〜356小節のテナー・トロンボーン> ヴィオラとの関係を意識すると、こちらは分からないわけではない。 でも現実のオーケストラを聴くと、巨人のようなトロンボーンに対して、 透明人間のようなヴィオラでは、聴く方は意味不明だね。 ヴィオラはあてにならないから、352小節後半から2小節間第1ホルン、 その後の2小節間を第1トロンボーンで、思いっきりソロ楽器として 目立たせて吹かせれば面白いかもね。 >>57 楔を思考の中へ入れれば、見方が変わってくるんじゃあないかな? それも、172−3小節の第1ヴァイオリンのケースを見ると 怪しげな気もするが・・・・
|
- ブルックナー 交響曲第6番イ長調
60 :名無しの笛の踊り[sage]:2013/03/17(日) 22:05:57.81 ID:dgvkTXsz - 訂正
W直前の2小節の1,2など、全く意味不明。 ↓ W直前の2小節の1Fg.や1,2ホルンのスラー?(タイ?)の あるなしなど、全く意味不明。 トロンボーンに合わせるのなら両方付点4分音符だよね。
|