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名無しの笛の踊り
カール・ベーム2
ロリン・マゼール -Lorin Maazel-

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カール・ベーム2
410 :名無しの笛の踊り[]:2013/02/14(木) 01:31:08.67 ID:Iv0J8HkZ
>>408
ドイツ語版のナレーターは、ご子息のカールハインツ・ベーム(たしか俳優)だったかしらね。
ロリン・マゼール -Lorin Maazel-
435 :名無しの笛の踊り[]:2013/02/14(木) 01:37:10.50 ID:Iv0J8HkZ
>>434
マーラーチクルス、海賊版CDで出てるけど、そのセールス文句がスゴイや。
「全曲、協奏曲のような異常な緊張を強いられる」
「すき焼きとナンダカとナンダカとナンダカとナンダカのコースが続いて、デザートのサーロインステーキが出る感じ」
「マゼールはマーラーの死骸の上で酒を飲みながら踊り狂って見せた」
「指揮者がマーラーの音楽を超えた演奏を初めて聴いた」

すごい煽り文句で、全曲聴いたら脳味噌ブチ切れそうなんだけど、怖いもの見たさで聴いてみたい・・・
ロリン・マゼール -Lorin Maazel-
440 :名無しの笛の踊り[]:2013/02/14(木) 23:19:02.55 ID:Iv0J8HkZ
そのマーラーチクルスの煽りの文の全文ね。
>>437 その通りアリアCDからの宣伝文だけど、元ネタは平林直哉氏の著書からでたぶん間違いなし。

ひょっとしたらと思ったけど、まさかここまでやってるとは思わなかった。
どれくらいすごいかっていうと、ステーキとすき焼きとボルシチを食べたあとにデザートで味噌煮込みうどんが出てきたような感じ。
高カロリー、高たんぱく、重厚長大の極致。
これまでセーゲルスタムをその最右翼にあげてたけど、セーゲルスタムとバーンスタインがタッグを組んでもこの演奏には敵わない。
マゼールのマーラー。
SONYのウィーンPOとの全集は完成度は高くてとっても美しいけど、とくにマゼールが指揮者じゃなくてもいいんじゃない?っていう気がしてた。
その後マゼールはBPO,VPOとの断絶もあって傷心の思いでヨーロッパを離れ、ピッツバーグSOの音楽監督を務めたけれど、そこでとくにマーラーを熱心に取り上げることはしなかった。
そうして90年代バイエルン放送SOの首席指揮者になったときは、またヨーロッパ制覇を虎視眈々と狙っているに違いないと読んだ。確かにそう思わせる独墺を中心としたレパートリー。
とするとマーラーの再録もそう遠くない、そのときはきっとすごいことになるだろう・・・と先読みしてた。
・・・ところがどっこい、そいつは下司の勘ぐり。ご存知のようにマゼールはヨーロッパでの地位よりもニューヨーク・フィルとの新たな関係を望んだ。
バイエルン放送SOの首席指揮者を辞めてNYPの音楽監督を選んでしまったのである・・・。
これでついにマゼールとこてこてドイツ・オケとのドロドロのマーラー再チクルスの夢は潰えた・・・そう思った。
ところがここに突然マゼール&バイエルン放送SOのマーラーが現れたのである!しかも演奏は2002年2、3月。
再びヨーロッパを後にすることになったマゼールが、10年近いパートナーを組んだバイエルン放送SOと惜別の思いを込めて指揮した演奏ということになる!
ロリン・マゼール -Lorin Maazel-
441 :名無しの笛の踊り[]:2013/02/14(木) 23:19:46.36 ID:Iv0J8HkZ
いやはや、前置きが長くなってしまった・・・。
そうして手に入れた1番、2番、3番、5番、6番、大地の歌。
相手にとって不足なし。早朝5時からぶっとおし5時間半、聴いた(「1番」、「大地の歌」はお昼ご飯食べてから聴いたので、これはぶっ通しではないです。ま、どうでもいいことですが)。
まさにぶっ飛んだ。はったりなどという次元を超えた、ヤクザがマジでぶちきれたような演奏。
とにかくどこを聴いても強烈なマゼールの体臭。吐き気がするほどにドロドロのマーラー。スピーカーの前を百鬼夜行が通り過ぎる。
これはあざとく練られ、周到に張り巡らされた地獄界。
テンポを極限に遅いギリギリ一歩手前のところで設定。そんな血の池かマグマかというような中をマゼールは満面の笑みを浮かべながら自在に泳ぎまわる。その様相は悪夢でしかない。
4曲すべてが徹頭徹尾マゼールの醜悪な美学と感性で貫かれ、オケは終始張り詰めた緊張状態、全編協奏曲かというような過酷な精神状態を強いられる。
そしてマゼールは下品きわまりないドンチャン騒ぎを煽っておきながら、その一方で細部まで偏執狂的こだわりを見せる。
・・・とにかくすべてがマゼール。マーラーを踏み台にして、その屍の上でマゼールは酒を飲んで踊り狂っているのである。
指揮者がマーラーを超えた演奏を初めて聴いた。
これまでマゼールがおそろしい才能の持ち主だと知っていながら、なんでもうまくできてしまうからなんとなく器用貧乏っぽく思っていた。
だがこのマーラーは違う。マゼールがその才能と魂を全部悪魔に売り飛ばして死線をさまよいながら生み出した、正真正銘マゼールの血肉のすべてを出し尽くした演奏である。
・・・ただ自分のように4曲を続けて聴くのは、後でいろいろ体に変調をきたす可能性があるので止めておいたほうがいいと思います。
(2002年発売当時のコメントから)


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