- 【最高】今日聴いた演奏会の印象 【失望】 Part.2
411 :名無しの笛の踊り[sage]:2013/02/14(木) 14:04:10.59 ID:CGmH2BOd - >そして、まさに圧巻としか言いようがない演奏だったのは、第3楽章のアダージョだ。
ネゼ=セガンが創り出す音楽の、ふくよかで官能的な音色、フレーズごとに籠められた大きな息づきとカンタービレの見事さ。 こういう言い方は照れ臭くて私はこれまで使ったことはないのだが、 音楽が甘く切なく、吐息をもらし、無限の感情を籠めてすすり泣く――という表現がこれほどぴったり来る演奏を、 私はかつて聴いたことがない。 この楽章での演奏一つだけでも、ネゼ=セガンという指揮者がタダモノではないことが証明されているだろう。 第3楽章が終ると、数人の聴衆から拍手が起こったが、手を叩いた人々の気持は解る。
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