- 【音盤考現学】 片山杜秀 【クラシックの迷宮】
167 :名無しの笛の踊り[]:2013/01/24(木) 22:54:32.70 ID:hDKOBk4Z - 片山さんの取り上げる日本の音楽といっても、雅楽そのものや純邦楽じゃ
なくて、あくまで西洋クラシック音楽を基礎としその延長線上にある 日本の作曲家によるクラシック音楽であるわけでしょ。 だから、その時点で西洋かぶれであることは論を待たないわけですよ。 あと、いくら片山さんが戦前戦中の日本のクラシック畑の作曲家を掘り起こして きたとしても、それは確かに興味深くて日本人として知っておいて良いこと ではあるが、ではその作品はどうかというと、これは残念ながら今日の我々の 耳で聞いてみて有り体に言えばその多くは稚拙な作品、習作の域を出ないと いったものであるのは事実だ。 果たして日本人としての我々は、これらの埋もれていた作品を胸を張って 「どうです、素晴らしい作品でしょう?」とドイツ人あたりに紹介して いいものやら。 日本の作曲家で世界に伍してこれはすごいなと思うのは、昭和ヒトケタ生まれ の作曲家あたりからかな。あのあたりの人たちのレベルは本当にすごいと 思うよ。 芥川、黛、間宮、湯浅、武満あたりの人たちだ。
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169 :名無しの笛の踊り[]:2013/01/24(木) 23:32:34.41 ID:hDKOBk4Z - >>168
菅原明朗とウェーベルンを比べて前者が上だとはとても思えないけどね。
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170 :名無しの笛の踊り[]:2013/01/24(木) 23:38:32.70 ID:hDKOBk4Z - ちなみに個人的に日本人の戦前のクラシック作品ですごいと思うのは、
山田耕筰の歌曲のいくつか、橋本国彦の斑猫、成田為三のピアノソナタ、 平尾貴四男のピアノソナタくらいかな。
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171 :名無しの笛の踊り[]:2013/01/24(木) 23:40:31.66 ID:hDKOBk4Z - 諸井のシンフォニーをあげるのを忘れた。
あれは認めるが、戦前ではないな。
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173 :名無しの笛の踊り[]:2013/01/24(木) 23:48:34.43 ID:hDKOBk4Z - >>172
それはもう感性の問題たから仕方がない。 でも、菅原明朗あたりは西洋の作曲技法をなんとか身につける途上の 人であって、そういう先達がいてこその昭和ヒトケタなのだと思う。 逆に、日本には雅楽とか、琴とか、明治以前から立派な独自の音楽を 持っていたのであって、それらは西洋クラシックに比するものだと思うよ。 どうして貴殿が西洋かぶれの日本版クラシック黎明期作品を、日本古来 伝統作品維持に持ち上げるのかがわからない。
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175 :名無しの笛の踊り[]:2013/01/24(木) 23:53:32.61 ID:hDKOBk4Z - >>173
×維持に ○以上に
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