- クラシック板・教養学部ドイツ科
48 :名無しの笛の踊り[sage]:2013/01/15(火) 20:07:38.59 ID:ikRNDvDf - >>43
「世俗の聖化」か それに対するカトリックは、聖と俗がはっきり分かれているからなあ ヘッセの「知と愛」みたいに ヘッセでは 「知・精神」=聖 と 「愛(愛欲)・芸術」=俗 が対比されているが トーマス・マンでは 「(分析的な)知・市民性」=俗物 と 「精神・芸術」=認識者 の対比構造だから、両者は全く異なる マンについて深く検討するとそれこそ大変だからやめとくけど、 俗物であるはずの市民性の中に、自己の出自としての一定の価値を認めるのは、 やはり19世紀のリューベックが、sich bildenした市民による「世俗の聖化」の街だったからであろうか? (あっ、この2行は的外れな、意味のない駄文かもしれない) マンにおいてはそれ以上にニーチェ由来のLeben(生)の概念や、「より強く美しい生のための、精神の自己否定(自己超越)」の問題が本道で重要だから
|
- クラシック板・教養学部ドイツ科
49 :名無しの笛の踊り[sage]:2013/01/15(火) 20:45:55.59 ID:ikRNDvDf - >>47
イギリスが音楽受容大国だったのは間違いない ただ、それではなぜ、大作曲家があまり出なかったのかということだな? あと、20世紀後半になって、なぜ突如UKロック大国になったのか? その辺も謎 あと、画家も少ない
|
- 藤岡幸夫◇関西フィル◇
45 :名無しの笛の踊り[sage]:2013/01/15(火) 21:16:58.10 ID:ikRNDvDf - >>43
本来なら、藤岡は吉松に足向けて寝られんだろう
|
- クラシック板・教養学部ドイツ科
51 :名無しの笛の踊り[sage]:2013/01/15(火) 22:34:18.79 ID:ikRNDvDf - >>50
なるほど しかし、ならばクラシック内で前世代の音楽に対抗するムーヴメントというのは起こり得なかったのかな? 音楽受容層は上流階級でも、ベートーヴェン、シューベルト、ブラームス、ブルックナー、みな上流階級じゃないよね (文学・哲学の世界では牧師の息子が知識人になった例は多い) 許光俊風に言えば、ロマン派の連中なんて社会的には敗残者といっても過言ではない それにロックが生まれた1950年代頃にはすでに、新ウィーン楽派やストラヴィンスキーはおろか、ブーレーズが活躍してたでしょ でもそういう問題じゃないですね ロラン・バルトの「エクリチュールの零度」的問題ってことですね 「音楽は世界の共通言語」なんてのは嘘っぱちということでよろしい? ドイツはどうなんだろ ドイツのカウンター・カルチャー、大衆音楽事情に詳しい人いる?
|
- ベルリン・フィルの次期音楽監督を予想しよう
762 :名無しの笛の踊り[sage]:2013/01/15(火) 22:42:07.13 ID:ikRNDvDf - こりゃどう見てもティーレマンだな
イタリア人→イギリス人と来たから、次はドイツに戻るでしょ しかしあと5年間、黄金のイスを待ち続けるってのもつらいなw
|