- クラリネット総合スレ Part 11
879 :876[sage]:2012/12/04(火) 15:02:35.03 ID:CRu0eBOA - レジスターで低い音から12度高い音に上がる場合、それ相当の息の圧力が必要です。
具体的には、上がる前に少しクレッシェンドする気持ちで息の圧力を上げると、きれいにレガートで上がれると思います。 それと、あなたの場合は多分、楽器を吹く息の量そのものがまず足りないように思います(こじんまりした音を好んでこだわっている点から)。 あなたの場合は、まず、全体的に音量を上げること。 もっと身体を使ってたくさんの息を吐いて吸って、よく楽器を鳴らしてください。 f〜ffがよく鳴らせるようになったら、同じ息の量(太さ)で、息のスピードをゆっくりにするだけで、mpくらいのダイナミクス(あなたのいうこじんまり?)になります。 そこから少しずつ息の量、太さ、スピードを変えることでもっとpやppまでコントロールできるようになるかと思います。 前に書いたように、近くで聴いてちょうどいいということは、ホールや会場で聴く人の耳には全く物足りないんです。 オケや吹奏楽だと全く聴こえないということになります。
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880 :名無しの笛の踊り[sage]:2012/12/04(火) 15:13:48.60 ID:CRu0eBOA - 続き
なので、他の方も言ってるように、音色にこだわる前に、しっかり音量そのものを出せるようにしたらいいと思います。 まずは上の加線二本のド、できれば上の加線4本のソ、ラくらいまで、出しやすい音量mf〜fくらいで出したい時にパッと出せるようにする 出せるなら具体的な練習として 【1 ダイナミクス 】全ての音でpp〜ffまで出せるようにロングトーンで練習する 特にあなたの場合、今はf〜ffを長く吹く練習が必要かと思います。 (高音のppは難しいし疲れるので、毎日少しずつでも練習したらいいと思います) 【2 発音のタイミング】決められたタイミングで出せるようにメトロノームの頭で音を出す練習をすべての音でする(pp〜ffで) 上記を組み合わせてロングトーンをしたらいいと思います。 気をつけるのは、音が汚いというのは発音が汚い場合が多いので、 ・ロングトーンでも発音に変な雑音など混ざらないように。 ・弱音では発音が遅れるのがクラリネットの弱点なので、p〜ppでもメトロノームの頭に遅れないように。 ・さらにチューナーを見ながら音をよく聞いて音程が安定するように
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881 :名無しの笛の踊り[sage]:2012/12/04(火) 15:23:21.34 ID:CRu0eBOA - 音色にこだわりたいのはよくわかります。
でも、ロングトーンでの音色というのは、いかに息がしっかり入って充実した鳴りが出せているか(音の閉じ方とかも)、ということだけで、音色に関して本当に大切なのは、曲の中で曲やフレーズのキャラクターに合った音色を出すことだと思います。 それには色んな音色やニュアンスを出せるようになることで、それには音量や発音、強弱、息の方向性、フレージング、など、色々なことの組み合わせだと思います。 なので、ロングトーンやスケールなどの基礎練習の他に、色んなタイプの練習曲をしてみるといいと思います。 長くなりましたが、お互い頑張りましょうね!
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