- サー・ゲオルク・ショルティ 7
434 :名無しの笛の踊り[]:2012/11/07(水) 21:53:47.87 ID:9ij3lQm3 - バレンボイムが面白い事を言っている。「私は、テンポは最後に決定するべきだと考えている。一方、ショルティのほうはメトロノームでテンポをチェックすることが不可欠だというのが持論で、そのテンポを守るよう強く求めた。つまり、最初にテンポを決定し、
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435 :名無しの笛の踊り[]:2012/11/07(水) 21:56:37.03 ID:9ij3lQm3 - それから、そのテンポにどんな内容を盛り込むことができるか考えたのだ。私のやり方はこれとはまったく反対である。私はテンポの予感によって開始する・・・。」
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436 :名無しの笛の踊り[]:2012/11/07(水) 21:57:10.51 ID:9ij3lQm3 - この
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437 :名無しの笛の踊り[]:2012/11/07(水) 22:01:15.78 ID:9ij3lQm3 - このバレンボイムの論は、なかなか本質を衝いていると思う。ショルティの音楽が整然とくっきりした輪郭をもって聴こえるのは、このテンポ感によるところ、大であろう。一方、ある種の窮屈さを齎すのも、そのことが原因だと思うが、どうであろう。
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438 :名無しの笛の踊り[]:2012/11/07(水) 22:05:29.79 ID:9ij3lQm3 - ショルティの音楽にしばしばみられる現象として、フレーズが大きいにせよ小さいにせよ、クライマックスの後、音楽が一切緩まずに真っすぐ前進するのが特徴だが、それは爽快感を与えると同時に、計画的人工的な運びを感じさせることにもなる。私は、それが好きだが(笑)。
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440 :名無しの笛の踊り[]:2012/11/07(水) 22:17:49.18 ID:9ij3lQm3 - >>439
もちろん、そうだと思う。内容を把握したうえでこのテンポで行こう、となる訳だが、ショルティの場合、そのテンポ・キープの仕方が厳格だったということか。音楽のある部位、ある部位で微妙に伸縮するというタイプではなかったのではないか。
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442 :名無しの笛の踊り[]:2012/11/07(水) 22:35:03.61 ID:9ij3lQm3 - >>441
その辺りは、音楽観の相違であろうと思う。バレンボイムは、フルヴェン以外にチェリビダッケにもかなり影響を受けていると思うが。スコアの情報量が相対的に多くなれば比例して、テンポの設定が広くなるのはある程度許されることと思う。
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