- 【毒舌】宇野功芳【クラシック評論家】Part5
937 :名無しの笛の踊り[]:2012/07/19(木) 19:57:00.16 ID:Q4pRFKa1 - カラヤンはオペラ全曲だと薔薇の騎士旧、カルメン旧、蝶々夫人新、オテロ旧、アイーダ旧、ファルスタッフ旧あたり、この辺は指揮も一応褒めてたはず。
交響曲で激賞に近いのが最後のブラ1スタジオ、先年出たテスタメントのブラ1ライヴ。 70年代ベト全では、9番のみ『僕の選んだベートーヴェンの名盤』で割と聴ける的に書いている。 あと協奏曲のパックでは、例のベートーヴェンのトリプルの新旧盤、 ムターのブラコンと二重協奏曲はカラヤンの指揮込みで褒めている。 レコ芸の名曲名盤500選の最初期(1982頃?)のものでは、 シューマンの2番の1位とマーラーの9番の3位(有名なライヴCDはまだ出てなくてスタジオの方)、弦チェレの1位(新録)にカラヤンを挙げている。 シベリウスの交響曲でもベルグルンドのヘルシンキ盤が出る前だったためか、 DGの後期4曲から何曲か選んでたと思う。
|
- 【毒舌】宇野功芳【クラシック評論家】Part5
938 :名無しの笛の踊り[]:2012/07/19(木) 20:07:49.55 ID:Q4pRFKa1 - ショルティの指揮込みで褒めてるのは、ヴェルレクとミサソレとバルトークの何曲かぐらい?
指環はオケ、録音、声楽は褒めてるが、唯一の欠点がショルティと書いていた。 カイルベルトが出たのでショルティ盤の価値はだいぶ下がったとも書いてた。 旧ベト全では、9番のみ『僕の選んだベートーヴェンの名盤』でカラヤン同様、 割と聴ける的に書いている。 80 ハイティンクは、ACOの80年頃の再録のマーラー7は初出時、音現月評で激賞に近かった。 同時期のブル8、9の音現月評は、かなり褒めてた。准推薦だったかも。特に9番はまあまあ。 この時期のドビュッシー(遊戯とか)も良いと書いてたと思う。 VPOのブル8はレコ芸月評で激賞していたが、 その後にウィーン・フィルの本で音現・レコ芸月評で推薦にしたブーレーズ、カラヤン、 ハイティンクを取り上げて、改めてハイティンクを聴くとダメだった、と書いてたと思う。 ベルリン・フィルのマーラーマーラーは覚えてないな。
|
- 【毒舌】宇野功芳【クラシック評論家】Part5
942 :名無しの笛の踊り[]:2012/07/19(木) 20:23:50.84 ID:Q4pRFKa1 - アバドはウィーンとの最初のベートーヴェン全集が出るまでは割と褒めてた。
それ以前の録音のデッカのベト7は『僕の選んだベートーヴェンの名盤』で4、5番目に挙げているぐらい。 どうもアレが宇野のアバド嫌いを決めたっぽい。 BPOとのブラ2は70年代のも新全集のも褒めてる。 LSOのハルサイもまあまあ。 交響曲の名曲・名盤 (講談社現代新書) ではLSOの40&41をまあまあ上位に挙げていて、 アバドの最近のモーツァルト録音の評とはえらい違い。 マーラーはむしろ最近のBPOの方を褒めてると思う。特に6&7。 ハイドンは最近の録音も含め割と推薦にしてると思う。 BPOとのドヴォ8と展覧会の絵は激賞。 そういえば、レコ芸の協奏曲担当時はアバドのバックはほぼいつも激賞に近くて、 ポゴレリチのチャイコやゼルキンのモーツァルトシリーズはソリスト以上にアバドを褒めてた。どちらもLSOだけど。 他のソリストでCSOとバックを務めたのも含めて、 ソリストだけだと準レベルだけどバックがいいので推薦、というケースもあったはず。
|
- 【毒舌】宇野功芳【クラシック評論家】Part5
944 :名無しの笛の踊り[]:2012/07/19(木) 20:27:27.46 ID:Q4pRFKa1 - >>939
忘れてた、それがあった。 あと最近のハイティンクだと、タワーから出たECユースのマーラー9をレコ芸で推薦にしてた。 ブーレーズのみたいに文の中身がどう読んでも推薦とは思えない、ということはなくて ちゃんと褒めた文章だった。
|
- 【毒舌】宇野功芳【クラシック評論家】Part5
946 :名無しの笛の踊り[]:2012/07/19(木) 20:58:51.99 ID:Q4pRFKa1 - >>945
当然あるね アバドの旧録ブラ2とか。 御接待の賜物、か… しかし、ヤツはライナーノーツでけなすという身も蓋もない事をやる場合があって油断できない。
|
- 【毒舌】宇野功芳【クラシック評論家】Part5
948 :名無しの笛の踊り[]:2012/07/19(木) 22:26:49.13 ID:Q4pRFKa1 - カイルベルトはそこそこ褒めてるが、ケンペはほとんど褒めてないな
そこそこなのはトーンハレの運命、BBCレジェンドのチャイ5ぐらい? ミュンヘンのベートーヴェン全集はヨッフム以下の扱い。 (ヨッフムのは何点かは『僕の選んだベートーヴェンの名盤』で準推薦程度の扱い) ブルックナーはブルックナー自体の録音点数が少なかった80年ごろまでは 4、5、8ともそこそこ褒めてたが、その後はほとんど取り上げなくなた。 ああ、金と銀だけはケンペ別格なんだったっけ
|