- Schoenberg - Berg - Webern【新ウィーン楽派3】
58 :53[]:2012/06/01(金) 19:57:12.53 ID:rRS5WHVo - >>57
>>十二音と調性感が 両立し得ることはベルクでもわかるし、シェーンベルクの十二音作品でも 結構調性的な要素は散見する。 抒情組曲(ベルク)、五つのピアノ曲、セレナード(特に第六曲「言葉のない歌曲」)、ピアノ組曲(シェーンベルク)などですね。 美しい作品です。 私がハウアーに少しがっかりしたのは、新しい技法・形式を得たのに古い内容(調性感)を感じたからです。 曲そのものは楽しめましたが、シェーンベルクより早く十二音技法を使用し作曲していた作曲家に期待し過ぎたのでしょう。 もっと「過激な曲」と思っていたのです。古い内容(調性感)という私の考えがアナクロニズムなのかもしれません。
|