- ヴァイオリン レイトの会 24巻目
872 :名無しの笛の踊り[sage]:2012/05/22(火) 02:27:49.35 ID:nBPftyiA - >>870
この話はなんか変です。 音程が嵌っていないと音の立ち上がりが満足に出来ないので、きれいな音は鳴りません。 小学校4年生というと、モーツァルトを弾かされている時期なのでメチャメチャでしょう。 そんなのでは、「テクニカル」と呼べる技術が習得できません。 音程が高目に上擦る傾向は、アマチュアオケでさえ、嫌がられますよ。 完全四度・完全五度・オクターブが嵌っていないと室内楽は弾けません。 A=440Hzのオケにしばらく在籍していたのですが、慣れますね。 そんな場所(国・地方)では、ピアノも当然A=440Hzです。しばらく弾くとこれも慣れます。 ヴァイオリンの調弦は、ピアノに合わせると、少し高目になっているのが普通です。 コンチェルトのソロでも、オケに対して微妙に高目に調弦します。 「自分の演奏を録音」するのには、賛成です。 >>871 これは私には意味不明です。 重音の弾き方と単音の弾き方は違うと思います。 詳細に違いを説明するのには、字数が足りませんが、簡単に言うと、 弦によって、弾くべき弦と弓との接点(駒からの距離)が違います。 同じところで弾く重音だと弓圧の掛け方が2つの弦で違うから、 単音とは少し違う弾き方になるのが、重音です。 重音の運弓の練習をすると、単音の運弓も上手になる、 というのが趣旨なら、その通りです。
|
- 朝比奈隆
504 :名無しの笛の踊り[sage]:2012/05/22(火) 03:48:03.21 ID:nBPftyiA - 芸術的能力は、技術的基礎に立脚する。
デッサンが出来ない画家の絵は、子供の落書きと同じ。
|
- 朝比奈隆
509 :名無しの笛の踊り[sage]:2012/05/22(火) 15:16:11.88 ID:nBPftyiA - 芸術となると、子供の落書きでもその可能性があるかというと、
「大辞林」から引用 「art。芸・技芸。特殊な素材・手段・形式により技巧を駆使して 美を創造・表現しようとする人間活動、およびその作品。 建築や彫刻などの空間芸術、音楽・文学などの時間芸術、 演劇・舞踏・映画などの総合芸術に分けられる」 これを見ると、子供の落書きは、「芸術的」である可能性はあるが、 「芸術」だと言い切るのは無理。岡本太郎のショパンも同じ。 音感と拍節感が無かった朝比奈の棒は、子供の落書きと同じ。 岡本太郎のショパンまでは行かない。 朝比奈の指揮による演奏が素晴らしかった、と言われるのは光栄だが、 奏者の立場としては、素晴らしい演奏は無かった。
|
- ヴァイオリン レイトの会 24巻目
881 :名無しの笛の踊り[sage]:2012/05/22(火) 15:30:15.42 ID:nBPftyiA - >>872
小4でモーツァルトは、僭越ながら、私の例です。 初期から音程に厳しくないと、発音がマトモに出来ず、こんな風になってしまいます。 http://www.youtube.com/watch?v=1c7LU_YVyNw この子は下手ではなく、努力もしていますが、教え方が間違っています。 子供の頃からヴァイオリンを弾いていて、マトモに弾けるようになる人は、 大体20人に1人位だと思います。 プロオケで上擦るのは、オクターブ伸張があるからであって、基音は上擦らない。 下手なアマチュアは、上がって降りたら基音が変わっています。 ピアノとヴァイオリンのAを同時に鳴らしたら、 チューナーで計るとヴァイオリンの方が高いのが、普通。 私は聴感上も少しだけ高目に合わせます。 私は、コンチェルトで高目に調弦します。やりすぎると嫌われます。 多分、1Hzの半分くらいは高くしていると思います。
|
- 史上最高のヴァイオリニストはpart2
469 :名無しの笛の踊り[sage]:2012/05/22(火) 15:47:47.14 ID:nBPftyiA - ヒラリー・ハーンは最近の上手なヴァイオリニストの1人であって、
巨匠と肩を並べる演奏家では無いと思う。 オイストラフと並べてはいけない。 今世紀の人なら、ヴェンゲーロフが上手だった。 彼が西側に出てきたばかりの時に共演して、 将来は巨匠の仲間入りだと思ったけど、 肩を壊して引退した。 史上最高といえば、 パガニーニ・クライスラー・ハイフェッツ 実演を聴いた事があるのは、ハイフェッツだけなので、 自分にとっての確たる根拠はない。
|
- 朝比奈隆
511 :名無しの笛の踊り[sage]:2012/05/22(火) 16:40:44.23 ID:nBPftyiA - >>音楽全体を見てたんだろうね。
問題提起に戻る。 拍節感が無い指揮だからこそ、日本人にウケたのではないか? 朝比奈はズブのトーシロだから、音楽全体が見えていたワケがない。 音楽は言葉と同じで、 ネイティブ・クレオール・ピジン・通じない 乱暴にはこんな感じに分けられると思うが、 朝比奈のは、「通じない」 大植のは、 「拍節感の共有がアンサンブルの基礎になるべきだ。」 こんな音楽の基本を注入として受け入れられなかったところだと思う。
|
- ヴァイオリン レイトの会 24巻目
885 :名無しの笛の踊り[sage]:2012/05/22(火) 16:54:00.66 ID:nBPftyiA - 他の音では、0.5Hz差の認識はちょっと難しいのですが、Aならイッパツで解ります。
>>ハッキリ高いと感じられるほど上げてはいけないということですね。 昔の人は、「ハッキリ高いと感じられるほど」高い人もいましたが、 最近は、そんな人は少なくなりました。 私の先生は古い人なので、ハッキリ、 「コンチェルトのソロの調弦は高目に合わせなさい」 と言い切っていました。 >>876 「そんなレイトくんたちにも・・・・・・・・・・・よく耳を済ませてね」 イイコト書いている。 解らないレイトは、この時にチューナーを使う事を勧めます。 pでチューナーの針を見てボウイングをします。 安定したボウイングでないと、針が揺れます。
|
- 朝比奈隆
513 :名無しの笛の踊り[sage]:2012/05/22(火) 17:02:12.10 ID:nBPftyiA - 朝比奈は勉強家だったから、音楽的知識は豊富だった。
見識があっても、感性的には解らなかった。 朝比奈の様なズブのトーシロは、現代には存在しない。 どんなに見識が低くても、朝比奈がヒドイのは解る。 音痴で拍が無いのは、オカシイ。 明治期の日本の音楽家はヨナ抜き音階が染みついていて音痴だったが、 朝比奈の場合は、ヨナ抜き音階すら解っていなかった感じ。
|
- 朝比奈隆
516 :名無しの笛の踊り[sage]:2012/05/22(火) 17:21:02.38 ID:nBPftyiA - 極論すれば、音楽は、
「解るヤツには解る」・「解らないヤツには解らない」 だから、「解らないヤツ」が多数派形成しても、無意味。 オレの習った先生曰く、 「オーケストラは全員でダンスを踊るようなものだ」 朝比奈には、クラシック音楽の拍が無かったから、 大フィルの演奏はダンスにはならなかった。 だからこそ、日本人(大阪人)にウケたのではないか?
|
- 朝比奈隆
520 :名無しの笛の踊り[sage]:2012/05/22(火) 17:28:23.96 ID:nBPftyiA - 朝比奈はヴァイオリンではイ長調の1オクターブが正確に弾けなかった。
これは、幼少期からヴァイオリンを習っていないから、むしろ普通。 朝比奈は、メッテル先生の悪い冗談だと思う。 言う事を聞かない楽員は、 「オマエみたいなトーシロの棒で弾けるか」 と言ってやめた。 朝比奈は馬鹿じゃないから、自分がトーシロである事を認識していたと思う。 それなら、どうして朝比奈は晩年まで大フィルの指揮を続けたのか? という疑問が出てくる。この回答は、 「代わりがいなかったから」 朝比奈でなかったら、たとえば、岩城宏之なら大フィルは潰れていただろう。
|
- ヴァイオリン レイトの会 24巻目
889 :名無しの笛の踊り[sage]:2012/05/22(火) 19:10:11.81 ID:nBPftyiA - >>881訂正
誤:初期から音程に厳しくないと、 正:初期から楽器の響きを教えないと、
|
- 東京シティフィルPART11(&宮本文昭)
94 :名無しの笛の踊り[sage]:2012/05/22(火) 19:16:44.62 ID:nBPftyiA - 楽器が上手くなるためには、厳しい内省が必要。
http://kotobank.jp/word/%E5%86%85%E7%9C%81 音楽家にとってそれを表に出す事は良い事だとは言えない。 特に欧羅巴社会で生きて行くには、弱みを見せてはならない。 完全なシロウト指揮なのに、さもデキルかのように振る舞うと、 宮本が出来上がってしまうんだと思う。 いくら何でも本人も解っているでしょう。
|
- 史上最高のヴァイオリニストはpart2
471 :名無しの笛の踊り[sage]:2012/05/22(火) 19:39:38.83 ID:nBPftyiA - ヒラリー・ハーンは共演した事がないので、よく解らないが、
聴いた限りでは、ギル・シャハムやジョシュア・ベルの方がウマイと思う。 女流ならムターの方がハーンよりもウマイと思う。 ヒラリー・ハーンは、ユリア・フィッシャーやパトリシア・コパチンスカヤと 同じくらいの実力だと思っている。メディアの乗り方はウマイ。 メディア戦略がウマイ、サラチャンよりはハーンの方が実力はあると思う。
|
- 朝比奈隆
524 :名無しの笛の踊り[sage]:2012/05/22(火) 19:44:27.77 ID:nBPftyiA - >>523
流石、朝比奈。 読んだ事はなかったけど、自分がトーシロだと解っていたのが読み取れる。 たしかに、朝比奈は愛すべき「パーソナリティ、キャラクター」をしていた。 トーシロなのに指揮をしていたからこそ、その様に振る舞ったんだろう。
|
- 朝比奈隆
527 :名無しの笛の踊り[sage]:2012/05/22(火) 21:30:39.15 ID:nBPftyiA - >>526
悪い言い方だが、大植と朝比奈では役者が違った、という事でしょう。 経済状況として、住友・三和が身売りして、大和が凋落したのも痛い。
|
- ヴァイオリン レイトの会 24巻目
894 :名無しの笛の踊り[sage]:2012/05/22(火) 22:58:33.20 ID:nBPftyiA - >>892
挑戦はやめなさい。
|