- クラシック・ニュース速報★9
54 :名無しの笛の踊り[]:2012/04/30(月) 17:02:45.79 ID:WYGaBS1B - すごいウラ話だな。
古留島へ行ってみたくなった。最寄り駅はどこ? 定期船はあり? 現地にいけば弾いた曲目も分かるだろうね。聴いた人たち、うらやましすぎ。
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- 飯守泰次郎Part1
10 :名無しの笛の踊り[]:2012/04/30(月) 17:28:40.75 ID:WYGaBS1B - アマだが新響に今日行ってきた。
伊福部「交響曲譚詩」、イベール「祝典序曲」、マーラー「大地の歌」 いずれも熱演、しょっぱなの伊福部から音が熱い、熱い。さすが飯守氏。 ただ、「大地」終曲前半のみなぜか密度薄く、O Schoenheit! のところなどちょっと残念。 木管ソロはみなうまかった。Obの音色が明るく最後の最後まで音量がちと大きすぎたのには、やや疑問。 でもアマだもんな、立派だよ。お客はよく入っててびっくり。シティより格段に入ってる。GWだから?
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- 飯守泰次郎Part1
11 :名無しの笛の踊り[]:2012/04/30(月) 18:09:45.94 ID:WYGaBS1B - >>10
すまん、訂正。交響曲譚詩 → 交響譚詩 ここのオケ、プログラム冊子を自前で作ってて好感をもてたが、読んでいたらイベール「祝典序曲」の解説文の結びに、 (音楽の内容が)「・・・当時の国際情勢の中でのフランスの解放を示唆しているのではないだろうか。」とあったのは、 いくら何でも牽強付会に過ぎてひどいと思った。 ナチの同盟国からの「紀元2600年奉祝楽曲」の依頼をイベールが受諾した(1939)のは別にいいとしても、 初演(1940.12.東京)当時、すでにフランスは対独降伏後。東京の聴衆も仏への複雑な同情を込めて聴いたことだろう。 そして仏初演(1942.1パリ)はナチ軍政下で実施(ナチ統治下での演奏は日独関係からむしろスムーズに理解できる)。 さらに連合軍反撃によるパリ解放(1944.8)後、ナチ解放を祝う記念公演でミュンシュ指揮で演奏されるにいたる。 この流れはとても面白いし、そのへんの「ねじれ」というか、「屈折した受容史」をできたらもっと踏み込んで解説してほしいと思った。 戦後イベールには、枢軸国に協力した作曲家という汚名は寄せられないですんだのだろうか。 いろいろ刺激されて楽しいGWになって、新響にも飯森氏にも感謝。 フリテン(「鎮魂レクイエム」は日本側が拒否)と比較しても興味がある。
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