- 【役所広司】聯合艦隊司令長官 山本五十六
302 :名無シネマ@上映中[]:2011/07/26(火) 00:50:06.13 ID:SCrWWtSH - ■デリック・タラク准将(ウィンゲート旅団参謀長)は
牟田口を高く評価し称えた。 ウィンゲート旅団参謀長だったデリック・タラクは ウインゲート准将やスチルウェルらが、英国戦史家から あまり評価されていないことについて不満を述べた後に、 さらにこう続けている。 『日本の15軍牟田口中将も、その作戦指導については、 全くといってよいほど、イギリス側から評価されていない。 彼はその最後の作戦(インパール作戦)を除いて、 その主要な戦闘の全てにおいて勝利を収めている。 インパールの戦いはワーテルローの戦いと同様に「非常に際どい」時期があった。 しかし、牟田口将軍はナポレオンの場合よりもはるかに優勢な敵を相手にして 戦ったのである。 私は彼が生前、その戦いぶりについて日本国民から評価された ことを知って、うれしく思う。』 大田 嘉弘『インパール作戦 』 P124
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303 :名無シネマ@上映中[]:2011/07/26(火) 00:50:55.35 ID:SCrWWtSH - 牟田口の指揮は正しく、インパール作戦はあと一歩で成功していたと
イギリスでは評価されている。 ★アーサー・スウィンソン大尉『コヒマ』 牟田口の方が、実際には正しかったのである。何といっても正しかったのは間違いないのである。 これがナポレオンの言った「機宜」というものであろうか。 佐藤師団長が一ヶ月の間に、ディマプールを占領しさえしていたら、英軍は懸崖に立たされていたであろう。 ★スチルウェル中佐(フーコン方面軍作戦主任) 「英軍は完全に奇襲された。準備半途を衝かれ、奇襲は決定的なものであった。 首府ディマプールには予備団も無く、日本軍があのまま 一押しすれば攻略は易々たるものであったのだ。 一方に、インパールの驚きは想像以上であって、守将ジファード大将の如きは、 一旦遠くカルカッタ方面まで退却して後図を策するの是非を、 マウントバッテン総師に伺いを立てるほどの驚きであったのだ」 ★アーサー・パーカー中佐の書簡(英第四軍団参謀) 「もし日本の連隊がディマプールに突進しておれば、インパールも日本軍によって占領されていたでありましょう。 なぜなら、佐藤師団がディマプールに突入していたら、英第四軍団はインパールから撤退していたからであります。」 ★マウントバッテン大将の報告書(英軍東南アジア総司令部司令官) 「英印軍に非常に幸運だったのは、日本軍が驚くほど弾力性を欠いていたことだ。」 「すぐに第二目標であるディマプール攻撃に移っていたならば、そのころ、 まだ兵力の集中できていなかった連合軍はこれを防ぐ方法は無かった。 ディマプールで補給を済ませれば、日本軍はインパール道路をコヒマで切るのと同じような有効さで切ることが出来る。 さらにもっと重大な全アッサム補給戦の切断ができ、対支援助も北部方面への補給も不可能になる」 ★第14軍司令官スリム中将『敗北から勝利へ』 日本の軍司令官のなすべき全ては、コヒマを妨害するため一支隊を残し、 師団の主力を持って猛烈にディマプールを衝く事であった。 幸いにも彼(佐藤師団長)はほとんどそれをとろうとしなかった。 佐藤中将は、私の遭った日本の将軍中で最も消極的であった。
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304 :名無シネマ@上映中[]:2011/07/26(火) 00:58:28.82 ID:SCrWWtSH - ■国が決めた大東亜戦争の基本方針では、インパール作戦は最優先の作戦であった。
開戦前に政府と陸海軍が取り決めた「対米英蘭蒋戦争終末促進に関する腹案」では、 まずアジアで英軍を屈服させることとなっている。 アジアで英軍を撃滅してビルマ、インドの独立を誘発し、その事によって政治的に 米国の戦意を殺ぎ、対米和平へと持ち込む事を目標としていた。 (太平洋の対米艦隊への攻撃は適時とし、補助的な扱いとなっている) インパール作戦は、国が決めた大東亜戦争の本来の目的の最重要作戦であったのだ。 牟田口の個人的な発案などというものではない。 しかし海軍はこの国の基本方針を無視して独断でハワイを攻撃し (東条首相は海軍がハワイを攻撃することを知らされていなかった)、 ミッドウエーやソロモン方面で大規模作戦を展開した。 海軍は戦果を改竄して大勝利の嘘の報告ばかりを大宣伝したため、 世論も対米太平洋決戦に歓喜し、陸軍も太平洋での海軍の作戦に協力するよう 引きずり込まれた。 このためアジアでのインパール作戦は、実施が大幅に遅れ、 戦力も大幅に削がれてしまった。 ビルマの航空兵力は、大部分がソロモン方面に移動させられ消耗することになった。 インパール作戦の敗北は、 作戦時期の遅れと航空兵力の不足が原因なのは明らか。 これは海軍の責任と言えよう。
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305 :名無シネマ@上映中[]:2011/07/26(火) 01:02:59.04 ID:SCrWWtSH -
★もし海軍がハワイ攻撃なんかやっていなければ。 @ルーズベルトは国民に欧州戦への不参戦を公約しており 欧州戦ではドイツが勝利し、英国は敗戦していた。 こうなればまさに「対米英蘭蒋戦争終末促進に関する腹案」の 筋書き通りで、日本は敗戦することは無かった。
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307 :名無シネマ@上映中[]:2011/07/26(火) 01:08:31.72 ID:SCrWWtSH -
アジアの英軍を叩いて英軍を敗北に追い込み、 それによって対米和平に持ち込むのだという 国の大方針(米英可分論)を、海軍・山本五十六は完全無視し ハワイを騙まし討ちで攻撃し、全てを狂わせて 日本を大敗北に導いた。
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309 :名無シネマ@上映中[]:2011/07/26(火) 01:18:46.94 ID:SCrWWtSH - >>308
この映画は政治的な意図を持った プロパガンダ映画なのでそうはいかん。
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