- コクリコ坂から 7
867 :名無シネマ@上映中[sage]:2011/07/24(日) 09:58:07.51 ID:He8D2NpJ - 出生云々にまつわる恋愛話は物語を帰結させるための措置としてまあ良かったのではと思う
ただ、カルチェラタンをめぐる学生運動が酷過ぎる 学生の熱意はあるが未熟な姿を描きたかったというならそれでも良いのだけれど、誰も疑問に思わないみたいだしそれはどうなんだと思ってしまう ヒロインは誠実で素敵だったけどね
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- コクリコ坂から 7
873 :名無シネマ@上映中[sage]:2011/07/24(日) 10:13:02.02 ID:He8D2NpJ - >>868
最初は少数派だったカルチェラタン擁護派が討論の時に少数意見を切り捨てるのかと反論していたよね? それで掃除を経て擁護派が多数派になったわけだけど、多数派になると新聞で擁護派が80%を超えた事を誇示していて、 まるで数が多いほうに正当性があるといわんばかり 少数派の時は少数派の正当性を、多数派のときは多数派の正当性を訴えるというのは詭弁じゃないか? そして取り壊しが決定した時、校長の所へ80%の生徒の意志を訴えて考え直してもらうように努力することもなく その上にいる理事長に直接訴えて計画を潰してもらおうと行動している これを意見の切捨てといわずして何を言うんだろうか 理事長に直接訴えかけるにしても、まず正当な手続きを踏まえてみることもなく直談判という不当な方法を取っている 何か意見を聞き入れてもらいたいなら正当で誠実な方法をまず試すのが筋ってものじゃないのかな? それで直談判しに行くわけだけど、なぜ無断欠席をする。 結局自分の意見を聞いてもらいたいというわけでなくただのパフォーマンスだということが透けて見えて少し白けたよ それが学生の未熟さと熱さというならまあそれでもいいけれども 1人ちゃんとした手続きをとるヒロインが素敵だね で、結局理事長による超法規的措置によって取り壊しがやめになったわけだけど、それはつまるところ校長の意見も残り20%の意見も切り捨てたってことだよね 結局の所ただ立場が入れ替わっただけで、同じことをしているんだよ 主人公側から見れば気持ちの良い事かも知れないけれど、結局詭弁を用いて自分の意見を押し通したようにしか見えなかったな
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- コクリコ坂から 7
878 :名無シネマ@上映中[sage]:2011/07/24(日) 10:36:18.49 ID:He8D2NpJ - 結局全てを変えたのはヒロインなんだよ
雄弁は銀沈黙は金って言うけど、この場合は雄弁じゃなくて詭弁だなって思う 学生なんて未熟なものだし、ああいう熱さは見習うものだし未熟さも大人が寛容に受け止めなければならないのかもしれないが、 あれを見て誠実な学生たちだ、昔はよかったというのは違うといいたい あれこそ言葉が軽薄になり力を失った始まりだといいたい
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- コクリコ坂から 7
982 :名無シネマ@上映中[sage]:2011/07/24(日) 19:06:23.80 ID:He8D2NpJ - 結局主義主張のための必要なプロセスを踏んでいない作品なんだよね
そこがあっさりとしていていいという人がいるのかもしれないが自分は御免だな まさにソフィストのやり口で好かないし、それに賛同しちゃう人を見るとソフィストに毒されたポリスの人々と同じかなと思ってしまう この調子ではそのうちどこかの外国に同じように支配されてしまうんじゃなかろうかw
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- コクリコ坂から 8
159 :名無シネマ@上映中[sage]:2011/07/24(日) 23:21:06.67 ID:He8D2NpJ - 子どもの未熟さが社会に受け入れられていた寛容な時代を描いた映画だろう
大人は素敵だったね
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