トップページ > 映画作品・人 > 2011年06月04日 > vim8Nyrd

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名無シネマ@上映中
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541 :名無シネマ@上映中[sage]:2011/06/04(土) 00:01:36.86 ID:vim8Nyrd
居酒屋のタモツは「松浦祐也」という役者らしいけど、この人もホリプロ?

というのは冗談だけど、この人もなかなか大人になれない人だ。
ここ読むと、地でタモツ役をやっているような気がする。
http://d.hatena.ne.jp/kukinikorosareru/20090309/1236614072
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547 :名無シネマ@上映中[sage]:2011/06/04(土) 00:23:51.11 ID:vim8Nyrd
沢田は東大卒で、安田講堂には参加できなくて、実家の離れ住まいで、など氏素性がなんとなく読める。

ところが松ケンのキャラについては、生活感がまるでない。

後付けで、強引に解釈すると、この映画の最初のカットが「梅山」の誕生シーンだったような気がする。
安田講堂が生み出した怪物。何となく、牝馬が仔馬を産むような感じだったと記憶している。

ただ、その割には小物感を演出で出し過ぎた気も少しする。
まあ、松ケンは上手かったし、沢田との対峙場面は不気味でよかったが。
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570 :名無シネマ@上映中[sage]:2011/06/04(土) 09:59:59.45 ID:vim8Nyrd
私も個人的にはすごく気に入った映画だ。

ただ、登場人物のだれに視点を合わせていけばいいのか迷った。その辺りが少し不親切な作りになっていると思う。
このレスでだれかが「時代背景が違うのに、簡単に感情移入なんかできない」「俯瞰で観ればいい」と書いていた。

でも、たとえば「母なる証明」の場合、韓国人の、しかも異性である女性の視点で私は鑑賞していた。だからこそ
あのラストは衝撃だったし感銘した。

そういう観客の視点の置きどころが難しい映画だったと思う。「動体視力」とか関係ないと思う。

むしろ、本当の俳優ヲタなら「なんか、よくわからなかったけど松ケンかっこよかった〜」
「映画は難しかったけど、最後の妻夫木くんの涙に感動しました」となるのではないだろうか。

まあ、一観客が興行を気にしてもしかたないかもしれない。しかし、山下監督のファンとしては、
もっとみんなに観てほしい。それにマッチポイントとかのこともあるし、これだけ大コケすると、
次回作にも少なからぬ影響があるのではと不安になる。

繰り返すけど、すごくいい映画だと、個人的には思うし、そのことを説明したくなったりもする。
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571 :名無シネマ@上映中[sage]:2011/06/04(土) 10:05:49.62 ID:vim8Nyrd
「母なる証明」を出したのは、ネットか雑誌か忘れたが、マイバックページに関する記事で
山下監督が気に言った映画だと書いていたから。

それに、自衛官が最後に息を引き取るときに流れ出した血(すごく言いシーンだった)を見て、
「母なる証明」で母親がジンテの部屋から去るときに倒したペットボトルから流れる水を思い出した。
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572 :名無シネマ@上映中[sage]:2011/06/04(土) 10:13:59.94 ID:vim8Nyrd
>>569
>自衛官の死も映画では1分だけど、本当は3分は這いずり回らせないと駄目だと言ってたし。
>しかも自衛官に「痛い、痛い」と言わせて。
>人1人死ぬのには3分は絶対必要だと。
>プロデューサーがそれをやっちゃうと衝撃が強過ぎて、その後の沢田、梅山がなにやっても
>薄くなるからと説得したらしい。

あの場面がもっと長かったのはどこかで読んだけど、具体的には知らなかった。
これは、たしかにプロデューサーが正しい気がする。

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575 :名無シネマ@上映中[sage]:2011/06/04(土) 11:02:55.51 ID:vim8Nyrd
何か、登場人物のだれも好きになれない感じがあった。「梅山」はともかく、沢田に関しては
作り手の監督と脚本家自体が愛し切れていなかった気がする。どこか「許せない」というか、
そういう微妙な距離感が画面に出ていたと思う。私は。

それがラストのシーンで一気に解消する。正直、私はフライングして妻夫木くんより先に
涙腺が決壊してしまった。

ただ、入っていけなかった人には、あのラストだけでは遅すぎたのだと思う。
それもわかる気はする。
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589 :名無シネマ@上映中[sage]:2011/06/04(土) 14:27:42.65 ID:vim8Nyrd
>>587
むしろ、あのナレは脚本家も悩んだと思った。私は。選択肢としては、

(1)亡くなっていないことにする。
(2)亡くなったことにする。
(3)不明確にする。

があって、(2)についてはさらに

(2-1)自殺したことにする
(2-2)病死したことにする
(2-3)不明確にする

の選択肢がある。思うに、モデルになった女の子は自殺しているという現実がある(2-1)。
それを考えると(1)と(3)は不誠実だろう。ただ、(2-1)を明確にすると、ナレーションで
終わらせるには重すぎる。そこで、そこはボカす(2-3)しかなかったのだと思った。

それでも、いきなりな感じはした。


とにかく、私個人は好きな映画になったけど、>>588さんの感想もよくわかる。
私は、前半は山下監督の新作を観ることができるという幸福感があって、画面を
「さすがだなぁ」といちいち堪能しながら観ていたから途上人物に共感できなくても
退屈はしなかった。ただ、山下監督に思い入れのない人は(全員とは言わないが)よく
わからない映画だったような気がする。
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601 :名無シネマ@上映中[sage]:2011/06/04(土) 19:38:05.25 ID:vim8Nyrd
>>599
逆に相違点を言えば、マイバックページはアップが多く、建物内部の場面が多いのではないだろうか。
唐谷が最後のアジをするところは戸外だけど、林の中であまり解放感とかなかった。

たとえば、リンダリンダリンダだと屋上の留年した先輩との会話のシーンとか、カメラの位置は遠い。

憶測だけど、戸外で撮影すると「平成」が映り込んでしまうから、その辺りを考慮したのではないだろうか。
最初、沢田がルポから新聞社に戻るときに、「西新宿」の線路脇を歩く場面があった。ビルが手前にひとつだけあって、
昭和っぽい雰囲気がした。よくそれっぽいのをロケーションできたなと思いながら観たのを覚えている。
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608 :名無シネマ@上映中[sage]:2011/06/04(土) 20:12:14.05 ID:vim8Nyrd
山下特集のユリイカの表紙をめくった見開きが、前園の京大アジトの写真。これがすごくかっこいい。
テーブルの上に置いてあるのはSuntory Whiteだったりする。

この絵をポスターに使えば、もっとマイナー感が出て、逆に団塊世代が観に来たのではないだろうか。
とか思ったりする。


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