- 交通都市を語る
278 :名無しの歩き方@お腹いっぱい。[sage]:2019/01/12(土) 03:12:58.78 ID:i6CopTP50 - ●県庁舎の移転・再配置議論 福井城跡「誰もが利用できる場に」
新年度から 知事表明 県都の将来像提示へ http://www.chunichi.co.jp/kenmin-fukui/article/kenmin-news/CK2019010802000209.html 西川一誠知事は七日、福井城跡(福井市大手三丁目)に立つ県庁舎について、二〇一九年度から 移転・再配置に向けた議論を始めたい、との考えを表明した。 歴史的価値のある城跡を「誰もが利用できる場に」と待望する声は根強い。 跡地利用は北陸新幹線開業後、県都のまちづくりの成否を左右する重要な鍵になる。 (山本洋児、尾嶋隆宏) 県庁での定例会見で明らかにした。議論には県と福井市、産業界、市民ら各界各層からの参加を見込む。 官民の幅広い意見を募りながら、みんなが共有できる県都の将来像を示したいという。 西川知事は、二三年春の北陸新幹線敦賀開業を念頭に「市町のシンボリックなプロジェクトが浮かび上がってきた。 県都・福井市は特に重要。福井駅前の整備や文化施設の関係とか、幅広く議論しないといけない」と述べた。 福井城跡のお堀内側には、県庁舎と県議会議事堂、県警本部庁舎がある。県有地で、広さは石垣や天守台部分を除き二万一千平方メートル。 城跡に県庁舎などが立ち並ぶ姿は「お上意識」の象徴との見方もある。城跡は有力な観光資源にもなるため、 西川知事は「もっと違った在り方があるという意識の人が多いのではないか」と語り、移転を前提とする姿勢を示した。 県庁舎は一九八一(昭和五十六)年に完成し、築三十七年。前回の建て替えでは場所の議論や建設に十年程度かかった。 県庁舎の耐用年数は五十年とされ、県は二〇一六年の県議会本会議で「五、六年のうちに本格的な検討が必要」との見解を示していた。 移転・再配置の議論は、三つ全ての建物を対象とする。 県庁舎などの移転・再配置は、県と市が一三年三月に策定した市中心部のまちづくり指針「県都デザイン戦略」に盛り込まれている。 天守閣などの復元構想も含まれる。西側にある市中央公園の再整備や山里口(やまざとぐち)御門の復元は、戦略の一環。
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