トップページ > チア > 2015年11月11日 > U6fyeDz2

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名無しさん@お腹いっぱい。
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120 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2015/11/11(水) 08:07:43.93 ID:U6fyeDz2
早くも頂上決戦だ。  刃牙道における最強決定戦が開始(はじ)まる。  両者の対決は、まだ機が熟
していないと思うのだが。  いったい、どんな決着が待っているのかッ!?  武蔵のもつ日本刀を
勇次郎がつかむ。  これで武蔵の攻撃を制し、序盤は勇次郎のペースだった。  だが、ここから武蔵
が反撃する。  刀をつかんでいる勇次郎を持ちあげた。  そして、このままッ投げるッ!  刀で投
げているので腕より長い軌道になっているぞ。  投槍器を使って槍を投げると高い威力になる。  お
なじように、この投げは超強力だ。 が、勇次郎は空中で刀を手放し、足から着地した。  これは勇
次郎が引いたことになるのか?  勇次郎であれば着地の瞬間、逆に武蔵を持ちあげて投げかえすぐら
いやりそうなのに。  どうも勇次郎がニブっている気がする。  勇次郎は武蔵が気になっているの
に会いに行かなかった。  攻撃が拳でなく掌底だった。  武蔵が意識を失っていたのに攻撃しなかっ
た。  などの行動から考えると、勇次郎が甘くなっている。  刃牙と和解したことで満ち足りて闘争
心が少なくなったのかも。 いっぽうの武蔵は甘くない。  ハチミツかけても足りないぐらい甘くない
ぞ。  勇次郎が着地した時点で、武蔵は二刀を構えていた。  ついに二刀流を出しやがった!  い
や、構えては、いない。  二刀を抜いて自然体だ。  例の武蔵肖像画のような姿である。 「出し惜
しみを拒む」 「その感性(センス)」 「嬉しいぞ」  範馬勇次郎もじっくり笑う。  武蔵も笑顔だ
。  ともに得難き強敵である。  全力をぶつけるに値する強敵だ。  闘争を愛する二人の修羅は、強
敵の出現に歓喜する。 武蔵の二刀流に呼応するかのように、勇次郎の筋肉が動きだす。  シャツ越し
でもクッキリと筋肉の隆起がワカるぞ。  勇次郎の背中に鬼の形相(めん)が浮かんだ!  シャツ
越しってのは初めてのパターンだな。  水にぬれて透けるシャツみたいに、エロさ倍増テクニックな
のか?  いや、エロは違う。  いつもより服が密着しているのだろうか?  あと、いつもの勇次郎
は両腕を上げて鬼の形相(めん)を作っている。  今回は腕を上げていない。  鬼は出ているものの
、テンションが上がりきっていないのだろうか?

どうも勇次郎の行動が今までと違って見える。  これは何かの予兆だったりして。  武蔵は『どろ
…』っと低空から突っかけた。  これは液体レベルの脱力か?  刀の軌道も流水のごとく柔らかく自
在に動いている。  勇次郎は武蔵の左手首付近を蹴り回避した。  が、武蔵の追撃に右腿をあさく
斬られる。  さらに跳躍して脱出だ。  ギリギリの攻防だった。 『仕掛けられた攻撃を』 『正面切
って叩き潰す』 『地上最強の生物―――』 『―――という称号……』 『―という冠……』 『身を躱し
たのはいつ以来か…………』 勇次郎が冷や汗をかいている!  日本刀の危険度に思わず全力回避だ。
 これは郭海皇の攻めの消力(シャオリー)をよけた時以来の珍事である。(バキ26巻 231話)  作
中時間はよくワカらんが、体感的に11年ぶりといったところだろうか? ただ、攻めの消力(シャオリ
ー)はその後よけずにガードしてみせた。  しかし日本刀はさすがにガードできなかろう。  勇次郎
はこのまま冷や汗流しながらよけまくるしかないのか?  次回につづく!  そりゃ、日本刀はガー
ドできないよね。  ベトナムではM-16の銃弾に当たらないよう立ち回っていた。  人間の防御力には
限界があるのだ。  もっとも、オリバはショットガン喰らっても無事だったけど。(バキ11巻 90話
)  勇次郎も小口径の銃なら平気へっちゃらかも。  なにかとムチャな行動をする生物だし。 勇次郎
でも日本刀で斬られたらダメージが大きい。  あたりまえの事なんだけど、武蔵と戦うときは、この
常識が影響する。  今回見せたように、武蔵の手などを打つことで防御しないと危険だ。  勇次郎
は刀剣に対する防御方法をどれぐらい持っているのだろうか?  烈がやったように、斬られても筋肉
で止めたりして。  やっぱり、このへんの知識は本部に頼るしかないのかも。  そして将来の話で
すが、刃牙も刀剣への防御方法を学習しないとマズい。  これは本部に弟子入りコースだ。  そうな
ると あに弟子の花田にデカい顔されちゃいそうだよな
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57 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2015/11/11(水) 21:26:33.08 ID:U6fyeDz2
 我、奇襲ニ成功セリ。太平洋戦争緒戦・真珠湾攻撃の成功を報告する電文である。
報告を受け、極秘裏に作戦を進めていた(積もりだった)関係者は、大きな開放感を
感じたことだろう。しかし、後の経緯は御存知の通りだ。奇襲とは結局、弱者の戦法
だ。多くの弱者は、当たり前の話だが、負ける。それ故か、弱者の軍勢には、裏切り
者が出易い。寄らば大樹の蔭とか云うが、「大樹」とは征夷大将軍の異称でもある。
幕府に楯突こうとしたが、裏切り者の密告によって失敗した奇襲事件を、読者は知っ
ている。<大塩平八郎の乱>だ。

 八犬伝読みの先人たちは、<画虎事件>に<大塩平八郎の乱>をも重ねて見てきた。
私も、半分だけ賛成している。事件解決後、一休宗純が唐突に現れて、虎の戻った画
幅を燃やす。そのとき一休さんは、事件の意味する所を彼一流に解釈する。画虎の出
現は、義政の驕った悪政が原因としつつも、虎自体に就いては否定的見解を示す。点
晴により画虎が実体化した事件は、学問を得たために従来は見えていなかったモノが
見えだし以て社会に不満を抱いた者が暴動を起こすのだ、と説明した。確かに平八郎
は、当時の篤学であったし、暴動を自ら経営する私塾の門弟によって組織した。一休
さんは、学問が社会不満を惹起した一例として捉えているのだろう。無知無学ならば、
社会に不満すら抱かないとの論理だ。必ずしも賛同できないが、まぁ、それは措く。
 一休さんが政治腐敗を批判する箇所と、学問によって社会不満を抱いたハネっ返り
を批判する部分とは、甚だ接続が悪い。まるで<取って付けた>ような印象だ。また、
登場人物の発話に著者は責任を持たねばならないが、著者の真意であるとは限らない。

ところで、画虎実体化事件に対する馬琴の態度を示した言葉「苛政は虎より酷しと
ぞいふなる、古人の格言思べし」は、礼記・檀弓下第四にある有名な句「苛政者猛於
虎(苛政ハ虎ヨリモ猛キ)」を出典としている。「檀弓」である。まぁ、この字句自
体は人名で、別に重要な人物でも何でもないのだが、「礼記檀弓」は言葉として有名
だったりする。また、礼記は武道の中で弓術を勧める書でもある。唐突だけど、そう
なのだ。戦争は別だが弓道の試合は、相手が如何に動こうと関係ない。競技者は相手
ではなく、的に向かっているからだ。激しい闘志を秘めつつ、相手に順番を譲るとか
何とか、<礼>を尽くすことが出来る。しかも、勝とうが負けようが、痛くも痒くも
ない。当たれば的が破れるだけだ。試合を終えて、ノーサイド、腹蔵なく酒を酌み交
わすことが出来る。まぁ、個人競技は、だいたいそうなのだけれども。……しかるに
よって、弓術は<礼>を養うに絶好の武道なのである。弓道と礼記は、相性が良いの
だ。また、八犬伝中、京で五人の武芸者が登場する。その中には犬飼現八の兄弟弟子
もいるのだが、唯一性格が良いのは秋篠将曹だけだったりする。他の四人は悪役もし
くは小人として描かれている。後に二度、勅使に選ばれている。朝廷の信任も厚い宮
城護衛の士である。この秋篠将曹が得意とする武術が、弓なのだ。そして、礼記・檀
弓下に於いて、上記「苛政者猛於虎」のエピソードの暫く後に、同じく孔子の挿話が
載せられている。孔子の飼い犬が死んだとき、孔子は下男なんかではなく高弟の子貢
にワザワザ命じて、手厚く葬らせた。この挿話は、平八郎が『剳記』に於いて、孔子
の仁心の篤さを表現したモノだと解釈を下した部分でもあるが、まぁ、ソレは措く。
親兵衛は画虎事件を解決、目出度く安房への帰途に就く。仁は馬に乗って帰る。が、
程なく馬が急死する。仁は、馬を葬る。そのとき仁が披露する蘊蓄が、「我聞唐山古
昔の制度に、狗を埋るに蔽蓋を以てし、馬を埋るに蔽帷を以てすといへり。この事礼
記の檀弓に載てあり」(第百六十六回)。まさに、上に掲げた礼記檀弓下第四である。
画虎事件に関して、馬琴、何やら礼記檀弓に拘ったようだ。「礼」もしくは「弓」…
…。そういえば犬江親兵衛は、名馬の力を借り、弓を使って虎を退治した。馬は火気、
火気の徳は礼……。江戸初期、九州に領した加藤清正だって、弓みたいな飛び道具な
んか使わず、槍で虎を倒したことになっている。弓や鉄砲で虎を退治するより、素手
とか刀で倒した方が、親兵衛の化物じみた武勇の証明になろう。しかし、親兵衛は、
馬と弓を使った。……またしても脱線だ。話を戻そう。
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207 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2015/11/11(水) 21:27:45.82 ID:U6fyeDz2
 我、奇襲ニ成功セリ。太平洋戦争緒戦・真珠湾攻撃の成功を報告する電文である。
報告を受け、極秘裏に作戦を進めていた(積もりだった)関係者は、大きな開放感を
感じたことだろう。しかし、後の経緯は御存知の通りだ。奇襲とは結局、弱者の戦法
だ。多くの弱者は、当たり前の話だが、負ける。それ故か、弱者の軍勢には、裏切り
者が出易い。寄らば大樹の蔭とか云うが、「大樹」とは征夷大将軍の異称でもある。
幕府に楯突こうとしたが、裏切り者の密告によって失敗した奇襲事件を、読者は知っ
ている。<大塩平八郎の乱>だ。

 八犬伝読みの先人たちは、<画虎事件>に<大塩平八郎の乱>をも重ねて見てきた。
私も、半分だけ賛成している。事件解決後、一休宗純が唐突に現れて、虎の戻った画
幅を燃やす。そのとき一休さんは、事件の意味する所を彼一流に解釈する。画虎の出
現は、義政の驕った悪政が原因としつつも、虎自体に就いては否定的見解を示す。点
晴により画虎が実体化した事件は、学問を得たために従来は見えていなかったモノが
見えだし以て社会に不満を抱いた者が暴動を起こすのだ、と説明した。確かに平八郎
は、当時の篤学であったし、暴動を自ら経営する私塾の門弟によって組織した。一休
さんは、学問が社会不満を惹起した一例として捉えているのだろう。無知無学ならば、
社会に不満すら抱かないとの論理だ。必ずしも賛同できないが、まぁ、それは措く。
 一休さんが政治腐敗を批判する箇所と、学問によって社会不満を抱いたハネっ返り
を批判する部分とは、甚だ接続が悪い。まるで<取って付けた>ような印象だ。また、
登場人物の発話に著者は責任を持たねばならないが、著者の真意であるとは限らない。

ところで、画虎実体化事件に対する馬琴の態度を示した言葉「苛政は虎より酷しと
ぞいふなる、古人の格言思べし」は、礼記・檀弓下第四にある有名な句「苛政者猛於
虎(苛政ハ虎ヨリモ猛キ)」を出典としている。「檀弓」である。まぁ、この字句自
体は人名で、別に重要な人物でも何でもないのだが、「礼記檀弓」は言葉として有名
だったりする。また、礼記は武道の中で弓術を勧める書でもある。唐突だけど、そう
なのだ。戦争は別だが弓道の試合は、相手が如何に動こうと関係ない。競技者は相手
ではなく、的に向かっているからだ。激しい闘志を秘めつつ、相手に順番を譲るとか
何とか、<礼>を尽くすことが出来る。しかも、勝とうが負けようが、痛くも痒くも
ない。当たれば的が破れるだけだ。試合を終えて、ノーサイド、腹蔵なく酒を酌み交
わすことが出来る。まぁ、個人競技は、だいたいそうなのだけれども。……しかるに
よって、弓術は<礼>を養うに絶好の武道なのである。弓道と礼記は、相性が良いの
だ。また、八犬伝中、京で五人の武芸者が登場する。その中には犬飼現八の兄弟弟子
もいるのだが、唯一性格が良いのは秋篠将曹だけだったりする。他の四人は悪役もし
くは小人として描かれている。後に二度、勅使に選ばれている。朝廷の信任も厚い宮
城護衛の士である。この秋篠将曹が得意とする武術が、弓なのだ。そして、礼記・檀
弓下に於いて、上記「苛政者猛於虎」のエピソードの暫く後に、同じく孔子の挿話が
載せられている。孔子の飼い犬が死んだとき、孔子は下男なんかではなく高弟の子貢
にワザワザ命じて、手厚く葬らせた。この挿話は、平八郎が『剳記』に於いて、孔子
の仁心の篤さを表現したモノだと解釈を下した部分でもあるが、まぁ、ソレは措く。
親兵衛は画虎事件を解決、目出度く安房への帰途に就く。仁は馬に乗って帰る。が、
程なく馬が急死する。仁は、馬を葬る。そのとき仁が披露する蘊蓄が、「我聞唐山古
昔の制度に、狗を埋るに蔽蓋を以てし、馬を埋るに蔽帷を以てすといへり。この事礼
記の檀弓に載てあり」(第百六十六回)。まさに、上に掲げた礼記檀弓下第四である。
画虎事件に関して、馬琴、何やら礼記檀弓に拘ったようだ。「礼」もしくは「弓」…
…。そういえば犬江親兵衛は、名馬の力を借り、弓を使って虎を退治した。馬は火気、
火気の徳は礼……。江戸初期、九州に領した加藤清正だって、弓みたいな飛び道具な
んか使わず、槍で虎を倒したことになっている。弓や鉄砲で虎を退治するより、素手
とか刀で倒した方が、親兵衛の化物じみた武勇の証明になろう。しかし、親兵衛は、
馬と弓を使った。……またしても脱線だ。話を戻そう。
チア関連イベント情報64 [転載禁止]©2ch.net
123 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2015/11/11(水) 21:28:54.05 ID:U6fyeDz2
 我、奇襲ニ成功セリ。太平洋戦争緒戦・真珠湾攻撃の成功を報告する電文である。
報告を受け、極秘裏に作戦を進めていた(積もりだった)関係者は、大きな開放感を
感じたことだろう。しかし、後の経緯は御存知の通りだ。奇襲とは結局、弱者の戦法
だ。多くの弱者は、当たり前の話だが、負ける。それ故か、弱者の軍勢には、裏切り
者が出易い。寄らば大樹の蔭とか云うが、「大樹」とは征夷大将軍の異称でもある。
幕府に楯突こうとしたが、裏切り者の密告によって失敗した奇襲事件を、読者は知っ
ている。<大塩平八郎の乱>だ。

 八犬伝読みの先人たちは、<画虎事件>に<大塩平八郎の乱>をも重ねて見てきた。
私も、半分だけ賛成している。事件解決後、一休宗純が唐突に現れて、虎の戻った画
幅を燃やす。そのとき一休さんは、事件の意味する所を彼一流に解釈する。画虎の出
現は、義政の驕った悪政が原因としつつも、虎自体に就いては否定的見解を示す。点
晴により画虎が実体化した事件は、学問を得たために従来は見えていなかったモノが
見えだし以て社会に不満を抱いた者が暴動を起こすのだ、と説明した。確かに平八郎
は、当時の篤学であったし、暴動を自ら経営する私塾の門弟によって組織した。一休
さんは、学問が社会不満を惹起した一例として捉えているのだろう。無知無学ならば、
社会に不満すら抱かないとの論理だ。必ずしも賛同できないが、まぁ、それは措く。
 一休さんが政治腐敗を批判する箇所と、学問によって社会不満を抱いたハネっ返り
を批判する部分とは、甚だ接続が悪い。まるで<取って付けた>ような印象だ。また、
登場人物の発話に著者は責任を持たねばならないが、著者の真意であるとは限らない。

ところで、画虎実体化事件に対する馬琴の態度を示した言葉「苛政は虎より酷しと
ぞいふなる、古人の格言思べし」は、礼記・檀弓下第四にある有名な句「苛政者猛於
虎(苛政ハ虎ヨリモ猛キ)」を出典としている。「檀弓」である。まぁ、この字句自
体は人名で、別に重要な人物でも何でもないのだが、「礼記檀弓」は言葉として有名
だったりする。また、礼記は武道の中で弓術を勧める書でもある。唐突だけど、そう
なのだ。戦争は別だが弓道の試合は、相手が如何に動こうと関係ない。競技者は相手
ではなく、的に向かっているからだ。激しい闘志を秘めつつ、相手に順番を譲るとか
何とか、<礼>を尽くすことが出来る。しかも、勝とうが負けようが、痛くも痒くも
ない。当たれば的が破れるだけだ。試合を終えて、ノーサイド、腹蔵なく酒を酌み交
わすことが出来る。まぁ、個人競技は、だいたいそうなのだけれども。……しかるに
よって、弓術は<礼>を養うに絶好の武道なのである。弓道と礼記は、相性が良いの
だ。また、八犬伝中、京で五人の武芸者が登場する。その中には犬飼現八の兄弟弟子
もいるのだが、唯一性格が良いのは秋篠将曹だけだったりする。他の四人は悪役もし
くは小人として描かれている。後に二度、勅使に選ばれている。朝廷の信任も厚い宮
城護衛の士である。この秋篠将曹が得意とする武術が、弓なのだ。そして、礼記・檀
弓下に於いて、上記「苛政者猛於虎」のエピソードの暫く後に、同じく孔子の挿話が
載せられている。孔子の飼い犬が死んだとき、孔子は下男なんかではなく高弟の子貢
にワザワザ命じて、手厚く葬らせた。この挿話は、平八郎が『剳記』に於いて、孔子
の仁心の篤さを表現したモノだと解釈を下した部分でもあるが、まぁ、ソレは措く。
親兵衛は画虎事件を解決、目出度く安房への帰途に就く。仁は馬に乗って帰る。が、
程なく馬が急死する。仁は、馬を葬る。そのとき仁が披露する蘊蓄が、「我聞唐山古
昔の制度に、狗を埋るに蔽蓋を以てし、馬を埋るに蔽帷を以てすといへり。この事礼
記の檀弓に載てあり」(第百六十六回)。まさに、上に掲げた礼記檀弓下第四である。
画虎事件に関して、馬琴、何やら礼記檀弓に拘ったようだ。「礼」もしくは「弓」…
…。そういえば犬江親兵衛は、名馬の力を借り、弓を使って虎を退治した。馬は火気、
火気の徳は礼……。江戸初期、九州に領した加藤清正だって、弓みたいな飛び道具な
んか使わず、槍で虎を倒したことになっている。弓や鉄砲で虎を退治するより、素手
とか刀で倒した方が、親兵衛の化物じみた武勇の証明になろう。しかし、親兵衛は、
馬と弓を使った。……またしても脱線だ。話を戻そう。


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