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27 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2015/11/10(火) 01:33:49.06 ID:3nHxNPS4 - 店の外に出ると、さっきまで真っ黒だった空も、ようやく群青色に染まってきました。相変わらず冷
たい空気が顔を覆います。急いでエンジンをつけると温かい風が吹きだしてきました。 「いまから行 けばちょうどよさそうだな...」 なにも起きていないありふれた朝。なにも起きてないのに、なん だか、がんばって生きよう、そんな気分になったのでした。 「せっかくだからどこかで朝食でも食べていこうか」 ふと、そんなことが僕の頭に浮上してきました 。朝食と言っても、こんな早朝にやっているお店といったらだいたい限られていて、ファミレスか牛 丼屋さんくらいになります。しかも、一人でファミレスにいくのには抵抗があるので、少し遠回りし て、朝食メニューのある牛丼屋さんに寄ることにしました。 店の前に車を停めると、ガラス越しに、5 0代くらいのおじさんがひとりで食べているのが見えました。一応帽子をかぶって中に入ると、カウン ターはカタカナのコの字型になっていて、向かい合うのも気まずかったので、おじさんからふたつ空 けた席に座りました。おじさんは焼き魚をつつき、静かに食べていました。 「すみません...」 声 をかけると、奥からメガネをかけた、やや太った感じの青年が出てきました。僕は特朝定食を注文す ると、まるでそれを待っていたかのように、すぐに奥から運ばれてきました。交代制なのか、ほかに 店員さんは見当たりません。それにしても、この特朝定食は、納豆や海苔、鮭など、ごはんに合うおかずが満載で、
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115 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2015/11/10(火) 15:21:56.23 ID:3nHxNPS4 - 「どうしてお前はこんなに安く売られてるんだ?」 目の前に並べられた彼らを見て、そんな同情すら
覚えました。 普段は料理をしない僕ですが、唯一やきそばだけは作ることができます。厳密にいう とフレンチトーストもできるのですが、これを料理というのも微妙なので、いわゆるごはん系のとな るとやきそばだけになります。とはいうものの、すでにカットされた野菜と、肉と、憶えていれば揚 げ玉などを麺に混ぜて炒めるだけで、大した行程ではありません。男の料理が取り沙汰されている昨 今、30過ぎてこれしかできないのも悲しいですが、10日に一度くらいのペースで作っているのです。 彼の魅力に気付いたのは、そのやきそばを作るときでした。 「なんだこの脂の乗り具合いは、、、」 フライパンの上でほんのり焦げ目のついた彼がやけに美味しそうに見えました。じわじわと唾液があ ふれてくるのがわかりました。 「これはひょっとしてひょっとするかも、、、」 僕は塩を取り出し、 彼にふりかけました。塩の粒が彼の肌に吸収されていきます。たまらず菜箸で彼をつかみ、まだ脂が はじいている状態のアツアツの彼を口の中にいれました。 「う、、、うまいっ!!」 衝撃的な出会い でした。本来やきそばにいれるはずの彼に、完全に心を奪われてしまいました。 「これをやきそばの 脇役として扱うのはもったいない!」 結局ひとつもやきそばの中に入らなかったほど、僕を夢中にさ せたのです。正直、彼のことなんてそんなに気にしていませんでした。決してメインではなく、なに かしらの脇役的なものとしてしか考えていませんでした。カルビやロースなどの華やかさもなく、焼 肉屋さんで率先して頼む人もいません。そんなイメージを払拭するように、彼は僕の喉を通過してい きました。この日から僕は、豚のバラ肉、豚バラの薄切りはパックで3百円とか、他の肉類に比べ非常 に安い値段で売られています。どういう基準なのかはわからないけど、とにかく日本では牛よりも豚 のほうが安く、なかでも豚バラは更に安い肉として陳列されています。そんな、豚バラを過小評価す る日本社会に、僕は憤りさえ感じ初めていました。 「みんな豚バラをバカにしすぎだ!豚バラこそ一番旨い肉なんだ!み んな塩をつけて食べたことがあるのか!あれこそ最高級の肉の味だ!もっと豚バラを評価しようじゃないか!」
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37 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2015/11/10(火) 15:24:25.14 ID:3nHxNPS4 - 「どうしてお前はこんなに安く売られてるんだ?」 目の前に並べられた彼らを見て、そんな同情すら
しました。 普段は料理をしない僕ですが、唯一やきそばだけは作ることができます。厳密にいうと フレンチトーストもできるのですが、これを料理というのも微妙なので、いわゆるごはん系のとなる とやきそばだけになります。とはいうものの、すでにカットされた野菜と、肉と、憶えていれば揚げ 玉などを麺に混ぜて炒めるだけで、大した行程ではありません。男の料理が取り沙汰されている昨今 、30過ぎてこれしかできないのも悲しいですが、10日に一度くらいのペースで作っているのです。彼 の魅力に気付いたのは、そのやきそばを作るときでした。 「なんだこの脂の乗り具合いは、、、」 フ ライパンの上でほんのり焦げ目のついた彼がやけに美味しそうに見えました。じわじわと唾液があふ れてくるのがわかりました。 「これはひょっとしてひょっとするかも、、、」 僕は塩を取り出し、彼 にふりかけました。塩の粒が彼の肌に吸収されていきます。たまらず菜箸で彼をつかみ、まだ脂がは じいている状態のアツアツの彼を口の中にいれました。 「う、、、うまいっ!!」 衝撃的な出会いで した。本来やきそばにいれるはずの彼に、完全に心を奪われてしまいました。 「これをやきそばの脇役として扱うのはも ったいない!」 結局ひとつもやきそばの中に入らなかったほど、僕を夢中にさせたのです。正直、彼 のことなんてそんなに気にしていませんでした。決してメインではなく、なにかしらの脇役的なもの としてしか考えていませんでした。カルビやロースなどの華やかさもなく、焼肉屋さんで率先して頼 む人もいません。そんなイメージを払拭するように、彼は僕の喉を通過していきました。この日から 僕は、豚のバラ肉、豚バラの薄切りはパックで3百円とか、他の肉類に比べ非常に安い値段で売られて います。どういう基準なのかはわからないけど、とにかく日本では牛よりも豚のほうが安く、なかで も豚バラは更に安い肉として陳列されています。そんな、豚バラを過小評価する日本社会に、僕は憤りさえ感じ初めてい ました。 「みんな豚バラをバカにしすぎだ!豚バラこそ一番旨い肉なんだ!みんな塩をつけて食べた ことがあるのか!あれこそ最高級の肉の味だ!もっと豚バラを評価しようじゃないか!」
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44 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2015/11/10(火) 23:58:47.86 ID:3nHxNPS4 - 早くも頂上決戦だ。 刃牙道における最強決定戦が開始(はじ)まる。 両者の対決は、まだ機が熟
していないと思うのだが。 いったい、どんな決着が待っているのかッ!? 武蔵のもつ日本刀を 勇次郎がつかむ。 これで武蔵の攻撃を制し、序盤は勇次郎のペースだった。 だが、ここから武蔵 が反撃する。 刀をつかんでいる勇次郎を持ちあげた。 そして、このままッ投げるッ! 刀で投 げているので腕より長い軌道になっているぞ。 投槍器を使って槍を投げると高い威力になる。 お なじように、この投げは超強力だ。 が、勇次郎は空中で刀を手放し、足から着地した。 これは勇 次郎が引いたことになるのか? 勇次郎であれば着地の瞬間、逆に武蔵を持ちあげて投げかえすぐら いやりそうなのに。 どうも勇次郎がニブっている気がする。 勇次郎は武蔵が気になっているの に会いに行かなかった。 攻撃が拳でなく掌底だった。 武蔵が意識を失っていたのに攻撃しなかっ た。 などの行動から考えると、勇次郎が甘くなっている。 刃牙と和解したことで満ち足りて闘争 心が少なくなったのかも。 いっぽうの武蔵は甘くない。 ハチミツかけても足りないぐらい甘くない ぞ。 勇次郎が着地した時点で、武蔵は二刀を構えていた。 ついに二刀流を出しやがった! い や、構えては、いない。 二刀を抜いて自然体だ。 例の武蔵肖像画のような姿である。 「出し惜 しみを拒む」 「その感性(センス)」 「嬉しいぞ」 範馬勇次郎もじっくり笑う。 武蔵も笑顔だ 。 ともに得難き強敵である。 全力をぶつけるに値する強敵だ。 闘争を愛する二人の修羅は、強 敵の出現に歓喜する。 武蔵の二刀流に呼応するかのように、勇次郎の筋肉が動きだす。 シャツ越し でもクッキリと筋肉の隆起がワカるぞ。 勇次郎の背中に鬼の形相(めん)が浮かんだ! シャツ 越しってのは初めてのパターンだな。 水にぬれて透けるシャツみたいに、エロさ倍増テクニックな のか? いや、エロは違う。 いつもより服が密着しているのだろうか? あと、いつもの勇次郎 は両腕を上げて鬼の形相(めん)を作っている。 今回は腕を上げていない。 鬼は出ているものの 、テンションが上がりきっていないのだろうか?
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