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名無しさん@お腹いっぱい。
MaxとMayaの行く末 2

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MaxとMayaの行く末 2
526 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2015/08/02(日) 11:06:37.89 ID:I0N4Ze7s
「自分の庭に果実が落ちてくる」にはどうしたらいいのか。

徳大寺有恒がマツダのロータリーエンジンの未来を悲観的に論じたことがあった。
それはアーキテクチャの違いに起因する。
レシプロエンジンはアーキテクチャ的に低燃費が実現でき、
結果多くのメーカーが開発に参画しより進化が加速する。
これはデファクトとして技術進歩のエコシステムが機能するが、
ロータリーエンジンの場合、マツダ一社が投資し続けるしかなく、当然進化のプロセスは停滞する。
必然的にレシプロエンジンは進化し続け、ロータリーエンジンは
どんどん置いていかれることとなった。

結果的に今回の並列処理のような進歩を着実に遂げていくこととなる。
MaxとMayaの行く末 2
527 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2015/08/02(日) 11:17:31.90 ID:I0N4Ze7s
ノードベースのビジュアルプログラミング環境を使いこなすというのは
Melでのカスタマイズやプログラミングを行う事と同じく万人向けのアプローチではない。

「世界は偉人たちの水準で動くわけではない」(イノセンス)

これが巷にあふれる「評判」の正体であり、真理とはかけ離れた言説が百万回言われた
ウソのように真実として扱われる奇妙な状況が現れる。
この真実として扱われるウソに抗うのは骨が折れる。
俺が8年前にコモンセンス化した「評判」に牙をむきXSIの弱点を説明し、破綻を予言して袋叩きにあった。
そのときのネット界隈はXSIブームの様相を呈していたが、その中で俺はMayaとXSIを比較し、
「勝負あった」と断じることは勇気がいったがそれは真実として確信があったからだ。

「真実は独立」(ガンジー)、「真実を語ることは革命的行為」(オーウェル)
その行動は決してリアルタイムに評価されることはなく、「歴史が評価する」こととなる。
民主主義とは多数決の原理ではなく少数意見の尊重が重要なのは概ね大多数は間違った結論に流される愚かさを持つからである。
MaxとMayaの行く末 2
528 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2015/08/02(日) 11:19:47.33 ID:I0N4Ze7s
この構図はいたるところで繰り返される。
株式市場で繰り返される長周期の波は愚か者から富を収奪する最高のシステムが機能している事を意味し
集団浅慮の構造は東京裁判で明らかになった。

XSIは何故負けたのか、その本質的原因について真摯に受け止めることができなければ
何度も同じ過ちを犯すことになる。
勝ち組というブラジル日系移民社会にて、「日本は戦争に勝った」と信じていた人々は
決して敗北を受け入れることは無かった。
結局人は過ちを受け止めるということは大変な苦痛を背負うことになり、その勇気が無いのだ。


「ある年齢を超えると、既存の現実認識を超えられずに、精神崩壊してしまう」(マトリックス)

人間の脳や身体は、若年時代にその環境に最適化していき、年齢が増すとともに人格も含めて全てが硬直化する。
硬直化したものは環境が維持される限り丈夫で省エネルギーとなり、徐々に貯金を食いつぶしつつその後の人生を全うしようとする。
しかし、その前提となる最適化した環境が変わった場合、その硬直化が脆さを露呈する。
よって若い頃からXSIを使い続け、年齢とともにそのツールに対して最適化した場合、悲劇が訪れる。
通常は、ラインから抜けマネージメントに逃げることで居場所を確保するが、そうではなくプレイヤーと
して生きていくなら、硬直化した自分をギシギシ言わせながらなんとか
再度Mayaという別の環境に自分の心身を最適化させなければならない。
これは、まるで樹齢1000年の大木を別の環境に移植するようなものであり、原理的に不利となる。
MaxとMayaの行く末 2
529 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2015/08/02(日) 11:25:42.90 ID:I0N4Ze7s
モーフィアスが言ったとおり、若ければ別だ。
学生ならばMayaでなくとも、Houdini,C++、数学、ソフトウエア工学、芸術をしっかり学び、
そこからMayaに入るなら若さもありすぐに適応できるだろう。
しかしXSIで「非破壊すげー」とかいったままずるずる来た奴らは、
いきなりMaya渡されても大勢の元XSI現Mayaユーザのような不満の大合唱にエナジーを使い果たすだけだ。

昔からXSIの非破壊等の飛び道具に頼った行き当たりばったりな無計画さが
許容される文化にどっぷり浸かることの危険性を警告し、
学生が学ぶならXSIはおろかMaxより、むしろHoudiniを勧めたのは土台となる真の地力を論じたからだ。
Houdiniはデファクトをとることは無いのは分かっていたが、
若いときに適切な最適化を行った人材ならMayaにもすぐに適応できると確信する。

この様に若いときにどの様な学び、経験をしてきたか、
その結果心身がどような最適化をしてきたかがその後の人生を決定付け、
誤った最適化をしてしまった人々は、「仕方なく」、「時既に遅し」として
頑固なまでに抵抗するしか手段は残されていない。

「人間は物自体を認識できず、人間の認識が現象を構成する」(カント)

愚かな人々が過ちを認め、パラダイムシフトが受け入れられたのではなく、
正常化バイアスにより彼らは既得権を必死に保持しようとして戦うものの、結局は新たな
世代の勃興により「旧世代村社会」は崩壊し世代交代によって変節して行った。


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