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419 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2015/02/01(日) 23:11:29.35 ID:Nn2j+sVM - >>418
それじゃ今回のバージョンアップの3Dプリンタ機能を解説しよう。 ラッピングメッシュ…公式でも紹介しているように、「重なり」や「穴あき」形状を (強引に)一体化させてワンメイクのポリゴン化とし、STL化を容易にした物。 ただし、出来る形状は制作者の意図した形状にならないことが多いので、結局手直しが必要。 OpenSubdiv(オープンサブディブ)…意図した稜線をピン角(シャープエッジ)にするための 機能だが、STL等でシャープエッジを作るためには、近接エッジを作って、サブディビジョンの 効果を限定的にする必要があり、データが重くなる。それを回避させるために、この機能が 3Dプリンタでは必須となる。なお、3DCGでシャープエッジを再現させたいならば、ワンメイクの ポリゴンではなく、別々のポリゴンとして、同一点(稜線)にすれば作成可能である。 ポリゴンリダクション…リバースエンジニアリング等、客先からSTLデータをもらった際、編集する 場合に利用できる。STLのデータ状態によっては3Dプリンタ出力が出来ないくらい重いデータに なっていることが多く、容易に編集が出来ないケースがある。それを編集できるくらいのレベルに 落とすために、この機能が必要となる。 もちろんどれも普通のCG制作にも適用可能ではあるが、おそらく使い道が残っているのは OpenSubdivくらいではないかと思われる。ポリゴンリダクションもゲームなどで適用可能かも しれない。しかし、使ってみればわかるがこれも意図した形状にならないことが多く、結局手直しが 必須となる。残って欲しい稜線が消えてしまったり、消えてもいい稜線が残ったりと意図しない 形状になりやすい。 あとこれは新機能なのかどうか?と言うことではあるが、「4Kモニタ対応」と言うのも疑問がある。 4Kテレビはすでにオワコンであるというのにもかかわらず、4Kに目をつけたのはさすがの迷走ぶり と思わざるをえない。業界はすでに8Kに移行しているからだ。
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