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がんと闘う名無しさん
近藤誠医師をどう思いますか?20 [無断転載禁止]©2ch.net

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近藤誠医師をどう思いますか?20 [無断転載禁止]©2ch.net
877 :がんと闘う名無しさん[sage]:2017/06/03(土) 18:04:45.10 ID:0eWF557h
そもそも先生の著書で目からウロコだったのは、
「ほとんどのがんはがんもどき。早期発見などで慌てて切るとロクなことはない。
生活に支障なく元気ならば様子を見る、放置する、
余命3カ月と言われた患者さんも、無駄な治療をせず放置して、
何年も長生きしたケースを見てきた」というもの。

こういう考え方もあるんだと、感心しました。
そしてすぐさま先生に「ご意見を伺いたい!」とアポを取ったのでした。
「切る必要はありません。きっとがんもどきです。様子をみればいいでしょう」 

そう言われるかと思いきや、意外な答えが返ってきました。
「胆管がんだとしたらとてもやっかいだね。2、3年は元気でいられるけど、
ほうっておいたらいずれ黄疸症状が出て肝機能不全になる。
手術しても生存率は悪く、死んじゃうよ」

──言葉が出ませんでした。
きっとこの先生の前で泣き崩れる患者さんは多々いたはず。
でも、私は初めて会った人の前で泣くなんて、
カチンコが鳴ってもいないのにできなかった。また何か悪い夢でもみているよう……

固まっていると、先生がすぐさま言いました。
「でも肝臓は強い臓器だからね、
80パーセント以上腫瘍が占めるまではなんともない。ラジオ波がいいよ」
一瞬にして光が見えた気がしました。

近藤先生がデータを見ながら説明してくれた時間は、約15分。
お支払い含めて20分足らず。消費税がまだ5パーセントの時代、
20分のセカンドオピニオンで3万1500円也。
領収証は頼んでいないうちから書かれていました。お高い!!

先生の本でためになったこともたくさんあります。
即手術しなかったのも、抗がん剤や放射線治療に見向きもしなかったのも
先生の影響かもしれません。でも、がんは放置さえすれば本当にいいのでしょうか?
私はそうは思いません。がんかもしれないと診断されることで、
人生真っ暗になってしまったとしても、それは一瞬のこと。

目からウロコの『気づき』をたくさんもらえて、
かえって健康的でいきいきした人生に変わることだってある。
それは、自分の病への向き合い方次第なんです。

がんと診断されたら放置するのではなく、
その対処いかんでより健全で、充実した生き方が待っている。
それは私ががんになってみて初めてわかったことなのです。
がんと診断された皆さん、決して『放置』などしないでください。
まだやるべきことは残っています。

川島 なお美 (著)「カーテンコール」より
近藤誠医師をどう思いますか?20 [無断転載禁止]©2ch.net
878 :がんと闘う名無しさん[sage]:2017/06/03(土) 18:21:45.30 ID:0eWF557h
胆管がんは肝臓、膵臓などと並んで予後の悪いがんのひとつです。
症状がなくても、いずれ転移が出てくる可能性が高い。
考えられる治療法は4つ。
1、手術。2、ラジオ波焼灼術。3、放射線治療。4、様子を見る、です。

川島さんはミュージカルの舞台を優先したいこと、
そのためには今手術は受けられないこと、
抗がん剤治療は体を傷めるので受けたくないことなど、
はっきりした意志をお持ちでした。

ぼくは『ラジオ波なら手術をしないで済むし、1ショットで100%焼ける。
体への負担も小さい。そのあと様子を見たらどうですか?』と提案しました。
『手術しても十中八九、転移しますよ』ともお伝えしました。
むしろ手術することで転移を早めてしまう可能性もあるからです。

手術後わずか半年で再発したのは、やはり手術が原因だったのではないでしょうか。
手術することでがん細胞が暴れ出し、再発が早まることはよくあります。

また、転移先のがんの増殖を抑える物質が
初発巣から出ている可能性についても近年わかってきました。
テレビに出てくる医者には、川島さんはもっと早く手術するべきだったと言う人がいますが、
もっと早く手術していたら、もっと早く再発し、死期を早めていた可能性もあります。

医者からは抗がん剤をかなり強く勧められたようですね。
でも、もし手術後におきまりの抗がん剤治療を受けていたら、
あのように舞台に立ち続けることはできなかった。

抗がん剤を受けなかったからこそ、彼女は死の1週間前まで舞台に立ち、
毅然とした態度で記者会見を行うことができたのです。
実にあっぱれな生き方だったと思います。

高級な人間ドックに行くと、最先端の検査機器がたくさんありますから、
胆管がんのような見つけにくいがんも発見されます。
川島さんの胆管がんも、ご本人がおっしゃっていたように早期発見でした。
それでも治らないのですから、早期発見しても意味がない。

早期発見するほど手術も早まるから、
人間ドックでがんを見つけられると早死にすることもあるわけです。
川島さんのケースも残念ながら、人間ドックの被害者と言えるかもしれません。

近藤誠


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