- 癌で余命を宣告された家族のいる人のスレ 18 [無断転載禁止]©2ch.net
810 :788[sage]:2017/01/03(火) 20:34:59.29 ID:zCt4waxT - >>808
共に踏ん張りましょう。 夕刻、自発呼吸が止まった。 よりによって、私以外が一旦帰宅した時。 口中の洗浄の準備をしている間に検温。39度まであがって、兄嫁さんにLINEで報告。 続いて呼吸器を外して、口中の水を吸い取る。処置が終ってマスクを戻し、看護師さんが「氷枕持ってきますね」と離れる。 この手の処置をした後は血中酸素濃度が下がる。 今までは数値をみて酸素圧を上げて様子を見ていたのに、上げないまま。 酸素濃度が上がらないので、後で怒られる覚悟で自分で圧を上げた。 その内に、呼吸が止まってしまった。 母に叫ぶように「息をして!」と声をかけながら、ナースコール。 父に電話。兄嫁さんに電話。 必死だった。 「いっちゃ駄目だよ!お父さんすぐくるから!」 叫び続けた。 私一人の見送りでは、可哀想過ぎる。 明日が初出勤のはずの主治医がたまたまいて、呼ばれた。 「心臓は動いてますから、大丈夫ですよ。」 冷たい声で主治医が言った。 手押しポンプで回復せず、鼻から管を入れて、人工呼吸器が装着された。 今は機械に生かされている。 今もまだ、手が震えている。 駆け付けた父に泣きついて、手を握った。 よく頑張った、と労ったのち、 「本当に最期の時にあんな風に取り乱したら部屋から放り出すからな」 と釘を刺された。 今調べているのだけど、この呼吸器は外せるのだろうか。 延命治療は望まないと意思確認しているのだけれど。
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