- 【がんもどき】近藤誠医師をどう思いますか?15 [転載禁止]©2ch.net
890 :がんと闘う名無しさん[]:2015/08/07(金) 09:35:10.62 ID:PCLZqXv0 - 一般論として現代の医者は個人としての臨床体験を語ることを怖れているようである。
その理由は現在の医学部の体制が教授を親方とするギルド的な社会になっていることが 挙げられる。そこで教えられたことに背くことは恩師に対して反抗することになるからだ。 近藤誠は多分学生時代から優秀だったんだろう。 無論自信家でもあったのかもしれないが、それ以上に勉強家だったのだ。 彼は内外の権威者の研究資料には眼をとおしている。 毎日診療以外には机に向って『かまぼこ』のように背を丸めて資料をあさっていた というが、そうして獲得した深い知見が彼の自信を生み出したのだろう。 その自信が近藤理論となってついに旧来の体制を突き破って噴出したのである。 こうした異端者を慶応は万年講師としてではあるがよく耐えて追放しなかった。 おそらく近藤のたてた仮説を覆すことが不可能だと知ったからだ。 余談だがこれぞ福澤諭吉の不羈独立の精神尊重というべきだろう。 現代医療はいまも十年一日、いや百年一日の面影が残存している。 こうしたアカデミズムの殻を打ち破るためにはここの臨床医が 自身の体験たとえば標準治療なるものに疑念を表明する勇気をもたねばならない。 既得権のうえに立って生活者を食い物にして恥じないエリートであったては いつまでも事態は膠着したままである。
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