- ガン
5 :がんと闘う名無しさん[sage]:2011/12/03(土) 15:56:30.31 ID:vld4oLqY - そして、赤木さんのもうひとつの顔がPRSギターのコレクター&プレイヤーだ。
ガン発症で生前給付された保険金をギター購入に注ぎ込み、療養中にはここぞ とばかりギターの練習。復活ライブには“追っかけ”の患者さんが詰めかけ、 舌ガンの手術後にはローリング・ストーンズのベロTシャツを着てステージに立った。 自宅の地下室には約100本のギターが飾られ、ちょっとしたギター博物館のようになっている。 「本の発売に合わせて、明治記念館で出版記念パーティをやったんですが、 そこでも10曲演奏しました。あそこでロックバンドが演奏したのは初めてらしいですよ(笑)」 そんな赤木さんの超前向きな闘病生活が綴られた『癌!癌!ロックンロール』。 その中でガンになって「良かったこと」と「悪かったこと」を箇条書きで 挙げている部分があるのだが、差し引きして「やはりガンになって良かった ということでした」と結論づけているのがまたすごい。 「もしガンにならないであのまま仕事を続けていれば、心筋梗塞や脳梗塞などの 病気で倒れていたと思います」「人は一度生まれて、必ず一度死にます。 死なない人はいません」「ガンはいい病気だと思います。事故や心筋梗塞、 脳出血などと違って、ガンは死ぬまでの時間があります。死のその時までに 人生を振り返ることも、旅立ちの準備もできます」といった言葉にも説得力あり。 ガンというとどうしても暗いイメージがつきまとうけれど、こんなにエネルギッシュな ガン経験者(しかも6度も!)がいると思うと、それだけで何だか気持ちが軽くなる。 日本人の3人に1人はガンで死ぬという時代、決して他人事ではないはずだ。
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