トップページ > 癌・腫瘍 > 2011年09月11日 > CqTdq/fS

書き込み順位&時間帯一覧

8 位/75 ID中時間01234567891011121314151617181920212223Total
書き込み数0000000000000010100000002



使用した名前一覧書き込んだスレッド一覧
がんと闘う名無しさん
【肺ガン】 肺癌8 【肺がん】

書き込みレス一覧

【肺ガン】 肺癌8 【肺がん】
215 :がんと闘う名無しさん[sage]:2011/09/11(日) 14:53:31.61 ID:CqTdq/fS
>>214
欧米だと日本よりイリノテカンの使用頻度が少ないかな。
どうやら白人とアジア人で効果に人種差があるみたいで、
欧米でイリノテカンの臨床試験やると、日本でやった時より
成績悪いんです。
あとはシスプラチンが開発される前に使われていた、
イホスファミドとかドキソルビシンとかビンクリスチンとか
を使う古典的な治療レジメンがあります。
日本ではもうほとんど使われてないと思うけど、欧米では
まだ多少使われているかな?

細胞にダメージを与えて癌を殺す、細胞傷害性抗癌剤では、
副作用との兼ね合いで、これ以上の治療成績の向上は
無理でしょう。
非小細胞癌向けに開発された分子標的薬が、小細胞癌にも
効果がないか、臨床試験を盛んにやられてますので、
自分はこっちの報告に期待してます。
【肺ガン】 肺癌8 【肺がん】
217 :がんと闘う名無しさん[sage]:2011/09/11(日) 16:20:43.27 ID:CqTdq/fS
>>216
そうですね。何かの遺伝的な背景がアジア人と欧米人で違っているのは
間違いなさそうです。
イリノテカンについては、副作用の強さを予測する、UGT1A1という遺伝子の
タイプの分布も、アジア人と欧米人では違うみたいですしね。

イレッサのおかげで人種差の存在が判明し、抗癌剤の研究はより複雑になりました。
欧米でボツになった薬でも、アジア人では有効な可能性もあるし、日本で有望な
レジメンを見つけて意気揚々と発表しても、欧米で追試したらダメだったり。
(シスプラチン+イリノテカンがこれでした。)
質の高い臨床試験が国内で沢山行われるようになって、日本人に最適の治療法を
見つけられるようになってほしいと思います。



※このページは、『2ちゃんねる』の書き込みを基に自動生成したものです。オリジナルはリンク先の2ちゃんねるの書き込みです。
※このサイトでオリジナルの書き込みについては対応できません。
※何か問題のある場合はメールをしてください。対応します。