- 癌で余命を宣告された家族が居る人のスレ7
620 :がんと闘う名無しさん[sage]:2011/08/08(月) 12:26:25.46 ID:bvETbWze - この間亡くなった肺腺癌(非喫煙者)だった父は
3日前ぐらいから様子が変わったかなあ。 死ぬ1週間前ホスピスに移動。 そして徐々に話さなくなり、 見舞いに行くと父の身体から今までと違う「におい」を感じた。 それとその日、母には「もう食べない」と言ったらしい。 曰く「神様がもう食べなくていいって言ったから」だそうな。 母が泣きながらそんなこと言わないでって頼むと ゼリーをちょっとだけ口にしたようだった。 看護婦さんにもしかしたら…と耳打ちされたのが2日前。 「来れる人には来てもらって下さい」と言われ、 泊まりに来ていない兄弟に連絡(毎日家族の誰かが泊まり込んでた)。 その日は何とかもった。でも、その翌朝でした。 臨終は明け方、眠っている状態のまま物凄く静かに息を引き取った。 肺癌だったのに、あんまり肺癌の典型的な症例が出なかったようだ。 60過ぎで急激に進行してしまったから、 家族もまだ信じられない気持ちでいっぱいです。 ただ1年前、余命宣告を本人含め全員で聞いて(家業の事情で知る必要があった) その時受けた苦しみ、悲しみに比べると、 なぜか父が死んだ時そのものは「お疲れ様、ありがとう、よく頑張ったね」 という気持ちの方が強いのが不思議だ。 人間の心の動きって本当に千差万別だと思った。
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