- 膵癌の再発とインスリン
3 :がんと闘う名無しさん[]:2011/03/02(水) 06:01:18.29 ID:gtNBQsOK - 最後にwとか付けているのは、自分で「上手いこと言った!」と思っているのか?
正直、低レベルの相手と議論しているほど暇では無いんだが・・。 @「一型糖尿病で膵臓がん多発しない」と言うのなら、まずその疫学データを示せ A仮にT型で癌発生率が高くないとして、β細胞が壊れてそもそも生理的インスリン分泌量が 減っている特殊状態であるT型の事象が何の証拠になるのか示せ Bインスリンによる癌発生率上昇を示唆する文献は、pubmedあたりでちょっと検索すれば 簡単に見つかる Ckegg等で癌の遺伝子発現経路を見てみれば、IGF-1が癌の栄養血管新生に関係している 事はすぐ分かる ま、勉強して出直してくるんだな。無知な奴は正直邪魔だ。
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6 :がんと闘う名無しさん[]:2011/03/02(水) 22:54:57.97 ID:gtNBQsOK - >>4
最近の例で言えば下記の様なものがあります。 @Gastroenterology 137:482-488, 2009 インスリンまたはインスリン分泌促進薬を使用した糖尿病患者 では、それらを使用しなかった患者と比較して、それぞれ、膵がんの リスクが 4.99 倍と 2.52 倍に増加しました。 一方、糖尿病の患者でメトホルミンを服用していた場合、メトホルミンを 服用しなかった人々と比べて、膵がんのリスクが 62 %低減すること が示されています。 ABMC Cancer 2011 Jan 18: 11(1):20 台湾で実施された80万人を対象にした前向きコホート研究では、 2型糖尿病があって血糖降下剤を服用していないグループでは、 大腸がん・肝臓がん・胃がん・膵臓がんの発生率が約2倍くら いに高く、メトホルミンの服用によって非糖尿病グループの レベルに低下することが報告されています。この論文では、 1日500mgのメトホルミンががん(特に、胃がん、結腸直腸がん、 肝臓がん、膵臓がん)の発生率を著明に低下させるという 結論が記述されています。 インスリンと癌の関連性については2009年に一度問題化しかけたのですが (この時はインスリン全般ではなく特定のインスリンアナログの問題とされた)、 厚生労働省が「肯定否定双方の報告があり関連性は明らかではない」 との宣言で火消しをはかった経緯があります。詳細は医薬品・医療機器等安全性情報のNo.263 を読めばわかりますが、危険性を肯定する報告12に対し否定報告は6しかなく、また厚生労働省の 結論も「はっきりしないので引き続き注視する」といった事になっています。 しかし@やAを見てもインスリンの危険性とメトホルミンの有用性は明らかと考えられます。
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7 :がんと闘う名無しさん[]:2011/03/02(水) 23:02:36.02 ID:gtNBQsOK - 続きです。
例えば下記は京都大学のkeggに示されている、癌における遺伝子発現の状況ですが http://www.genome.jp/kegg-bin/show_pathway?map05200 この左下にIGF-1という文字があります。これはインスリンと構造がほとんど同じの物質で これを右に辿っていくとangiogenesisつまり血管新生に関係している事が分かるでしょう。 IGF-1受容体にはインスリンも結合すると考えられるので、インスリンが腫瘍に栄養を補給する 血管の新生を介して癌の成長を促すであろう事は容易に想像出来ます。 過剰なインスリンはおそらく、発生した癌を急激に成長させるアクセルの役割を果たしていると 思われます。
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8 :がんと闘う名無しさん[]:2011/03/02(水) 23:08:46.66 ID:gtNBQsOK - 念のために言っておきますが
だからと言ってインスリン投与をいきなり止めてはいけません。 メトホルミンや食事療法等でインスリンを減量できれば それだけリスク(特に術後再発リスク)が減らせるという事です。
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