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名無しさん@お腹いっぱい。
70代のまったり株式投資

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70代のまったり株式投資
104 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2018/05/22(火) 05:47:58.45 ID:QIMgQuV7
銀行迫る「不良資産問題」、店舗・設備に減損リスク、低金利・人口減で収益低下。
2018/05/19 日本経済新聞 朝刊
 銀行が持つ1万3000を超える店舗やシステムが経営を揺るがしかねない存在になってきた。収益性が下がって価値が目減りした資産の減損
処理を迫られ、赤字に転落する銀行が出てきた。低金利や人口減で収益基盤が細っている上、金融とITを融合したフィンテックの台頭で設備が陳
腐化するリスクも高まってきたことが背景にある。全国で10兆円に上る銀行の固定資産の「不良資産化」に金融庁も監視を強めている。
 「将来の収益を慎重に見積もり、もうかっていない店舗を減損した」。2018年3月期決算で7期ぶりの最終赤字に転落した福島銀行。森川英治
社長は聞き慣れない損失を理由に挙げた。12支店の土地・建物の価値が、収益力に照らして査定し直すと4億円減ったというのだ。
 東北の第二地銀が踏み切った会計処理に各行は衝撃を受けた。今後の銀行業を揺るがしかねない会計基準の問題が浮き彫りになったためだ。
 06年3月期に強制適用された固定資産の減損処理(3面きょうのことば)。店舗などを収益性の観点で評価。価値が下がり回復の見込みがない
場合、売却した場合の時価に関係なく失った価値を損失計上するルールだ。
70代のまったり株式投資
105 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2018/05/22(火) 05:48:20.44 ID:QIMgQuV7
慢性的な赤字に
 福島銀は米リーマン危機後の09年3月期と東日本大震災直後の11年3月期にも最終赤字を計上したが、このときは監査法人が「一過性」と判
断し免除された。だが今回は一部店舗の「慢性的な赤字」を認めざるを得なかった。原子力発電所事故の影響もあり、福島県の人口は大きく減少
。そこに日銀が16年に発動したマイナス金利政策が直撃し本業の先細りが鮮明になった。
 11日、島根銀行も10支店の土地・建物を減損処理したと発表した。最終黒字は確保したものの、「コア業務純益」と呼ぶ本業の利益が2期連
続の赤字。「要因は一過性でない」との金融庁の指摘を認めざるを得なかった。
 同行では昨年1月にできたばかりの新本店の減損リスクも高まっている。会社全体が慢性赤字とみなされ、収支改善が不十分だと、本店などの
「共用施設」も減損対象になり得るためだ。今回は避けられたものの、金融庁の検査官は「減損処理しなくてよいのか」と問題提起していた。
 約60億円を投じた新本店はほとんど償却していない。連結自己資本が160億円の同行に減損負担は重い。鈴木良夫頭取は「全体の収益を上
げていく」と危機感を示した。
 17年9月末の地銀・第二地銀の有形固定資産は計3兆4423億円。これに対し、過去10年平均の純利益は7000億円台しかない。自己資本
や利益水準が薄い地銀は減損処理すれば苦境に陥る。
 産業界では一足早く、本業不振の製造業や流通業が店舗などの減損を計上。06年3月期には上場939社が1兆6563億円の損失を計上して
いる。預金を集め、国債に回せば利益を得られた銀行はこうした処理とは無縁だったが、日銀のマイナス金利政策でメッキがはがれた形だ。
70代のまったり株式投資
106 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2018/05/22(火) 05:48:59.72 ID:QIMgQuV7
フィンテック台頭
 メガバンクも人ごとではない。三菱UFJフィナンシャル・グループは18年3月期決算で不採算店舗を430億円分減損処理した。三菱自動車など
問題企業を再建する際に負の遺産の前倒し処理を求めてきた。「メーカーさんのリストラにならおう」と首脳が指示したという。
 「一気に費用計上して損失を前倒し処理するか、議論があった」。みずほフィナンシャルグループ幹部が日本経済新聞に漏らした減損を巡る議論
の対象は「設備」だ。
 過去に2度のシステム障害を起こしたみずほ。新しい勘定系システムの円滑な導入は最優先の課題だった。ところが安定稼働に手を尽くした結
果、開発費用は当初の見積もりを大きく上回り、5千億円に達する可能性も出ている。
 問題は新システムが重荷になる懸念が出てきた点だ。産業界がブロックチェーンのような新しい決済を使うと収益に寄与しない危険をはらむから
だ。金融庁幹部は昨年秋、「一括償却し損失を出し切る手もある」と述べている。
 坂井辰史社長は「5〜10年かけて償却する」と説明する。しかし、その間に固定電話が携帯電話に置き換わったように銀行の決済システムがフ
ィンテックに押しやられるシナリオも捨てきれない。
 全銀行の固定資産は総額10兆円。そこに不良資産問題の足音が忍び寄る。「マイナス金利で風景が一変し、減損が出やすい環境に入った」。
大手監査法人幹部は銀行を巡る環境変化を指摘する。
 1990年代の不良債権問題で銀行が損失処理したのは累計で100兆円規模に上る。それに比べれば不良資産の規模は小さいものの、フィンテ
ックの台頭など金融環境が激変する中で店舗網に依存した経営モデルが限界に達しつつあることを示している。


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