トップページ > 60歳以上 > 2018年01月12日 > yih7S7EX

書き込み順位&時間帯一覧

21 位/50 ID中時間01234567891011121314151617181920212223Total
書き込み数0000001000000000000000001



使用した名前一覧書き込んだスレッド一覧
名無しさん@お腹いっぱい。
新・一人ぼっちの70歳以上

書き込みレス一覧

新・一人ぼっちの70歳以上
3 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2018/01/12(金) 06:21:50.43 ID:yih7S7EX
金利、世界で上昇圧力、米の緩和縮小、意識、投資家、相場の動きに過敏。
2018/01/12 日本経済新聞 朝刊

 低位で推移していた世界の長期金利に上昇の圧力がかかり始めている。米長期金利は10日、一時10カ月ぶりの水準に上昇、日欧にも上昇の
動きがある。世界的な景気拡大を受け、日米欧で金融政策が転機を迎え、正常化の流れが鮮明になるとの観測が浮上。このまま一本調子で上昇
するとの見方は少ないが、投資家は市場の動きに過敏に反応するとみられ、当面変動が続く可能性がある。
 中国が米国債の買いを減らす――。10日、米国債の最大保有国である中国の投資方針に関する通信社の報道に、米債券市場の投資家が反応
した。中国マネーの流入が鈍れば金利は急騰(価格は下落)しかねない。長期金利の指標となる米10年物国債の利回りは一時、2・59%と10カ月
ぶりの水準まで上昇。独国債の金利も上昇した。
「天井」に肉薄
 米長期金利は2014年1月を最後に3%をつけておらず、足元で2・5%程度が「天井」とみられていた。10日はその上限を突き抜けそうな勢いを
みせたが、中国の外貨準備を運用する国家外貨管理局が11日、「虚偽情報の可能性がある」との声明を発表したこともあって、米国債の金利急
騰の懸念は和らいだ。
 それでも上昇観測は根強い。「新債券王」の異名を持つジェフリー・ガンドラック氏は9日、顧客向けに「米連邦準備理事会(FRB)は金融引き締
めの時代に入った」と指摘。米長期金利が2・63%を超えると上昇が加速し、米株価を強く押し下げ始めるとみる。
 揺れる投資家心理の根底には、主要国の金融政策の転換がある。現状で正常化で先行するのはFRBだ。欧州中央銀行(ECB)も緩和ペース
を緩めつつある。ドラギECB総裁が17年6月、量的緩和の縮小を示唆したような発言をすると、独金利が急騰。その後も政策変更への思惑が金
利への圧力となっている。
 景気はよくても物価上昇が鈍く、米欧中銀は金融緩和の縮小をゆっくり進めてきた。17年まではこれが世界の金利を低位に抑えたが、世界同
時好況の様相を呈する中で、投資家は金融引き締めの歩みが想定より速まると意識し始めた。野村証券の松沢中氏は「FRBの利上げ見通しに
比べ、米長期金利は低すぎた」という。
 物価見通しにも変化の兆しがある。世界的な需給ギャップの改善でインフレ圧力は高まるとの観測が出始めている。FRBも17年12月の米連邦
公開市場委員会(FOMC)で、景気過熱が「急激なインフレ圧力を生む」リスクを議論した。物価上昇が加速すれば、FRBが利上げを急ぐ可能性
もある。
日銀も出口観測
 世界の金融引き締めから周回遅れの日本も無縁ではない。年明け以降、日銀がいよいよ出口に向かうとの思惑が強まった。9日に日銀が1回あ
たりの国債買い入れ額を従来より減らすと、翌10日に日本の長期金利は一時2カ月ぶりの水準まで上昇した。日銀は世界の低金利の「アンカー
役」といわれる。その日銀ですら緩和姿勢を変えるとの見方が、世界的な金利上昇を促したといえる。
 金利が揺れれば、外為市場も影響を受ける。今回は日銀の「出口」観測が円高・ドル安を招いたが、米金利が大きく上昇すれば、ドルは買われ
円は売られやすい。足元は「米金利の上昇で18年末にかけて1ドル=119円程度まで円安が進む」(三菱UFJモルガン・スタンレー証券の植野
大作氏)と円安派が目立つが、先行きは読めない。
 今の債券市場は思惑先行で金利に上昇圧力が働き、債券が売られている状態にある。だが、物価が上がらず、米欧中銀の利上げが進まないと
みると、逆に債券が買われて、金利に低下圧力がかかる可能性がある。
 このため、金利上昇の加速には懐疑的な見方も少なくない。SMBC日興証券の野地慎氏は「米金利は18年末にかけて2・2%程度まで緩やか
に低下する」とみている。


※このページは、『2ちゃんねる』の書き込みを基に自動生成したものです。オリジナルはリンク先の2ちゃんねるの書き込みです。
※このサイトでオリジナルの書き込みについては対応できません。
※何か問題のある場合はメールをしてください。対応します。