- 生活保護以下の低年金でニューホームレス生活 ６ [無断転載禁止]©2ch.net
43 ：名無しさん＠お腹いっぱい。[]：2017/04/10(月) 13:36:54.73 ID:FEpoOJMS - 株、晴れない投資家心理 地政学リスクの飛び火を警戒
2017/04/10 13:10 日経速報ニュース
10日午前の東京市場で日経平均株価は続伸した。終値は前週末比122円高い１万8786円だった。雇用統計の公表後米長期金利が上昇。
円が弱含み、朝方は買いが優勢だった。ただソフトバンクやファナックが下落に転じるなど午前中ごろからは利益確定売りに押され、日経平均
は伸び悩んでいる。地政学リスクの飛び火の警戒が強まっているようだ。
７日の米労働省による３月の雇用統計公表後、米長期金利は一時約４カ月ぶり低水準まで下げたものの、前日比で上昇して終えた。失業
率が4.5％と前月から0.2ポイント低下して約10年ぶりの水準に改善し、雇用者数が市場予想を下回ったにもかかわらず「米連邦準備理事会
（ＦＲＢ）の利上げトレンドに変化はない」（三井住友アセットマネジメントの市川雅浩シニアストラテジスト）と市場では受け止められたためだ。
円相場は一時１ドル＝111円台半ばまで下落し、東京株式市場では買い戻しが先行した。
もっとも上値を追う動きは限られ、午前の東証１部の売買代金は9810億円にとどまった。岡三アセットマネジメントの前野達志シニアストラテ
ジストは「投資家は先行きにそこまで強気になれるわけではない」と指摘する。
根底にあるのは地政学リスクだ。今週北朝鮮では、最高人民会議や故金日成主席生誕105周年記念日など重要な政治イベントが控える。
米海軍は８日、当初予定を変えて朝鮮半島周辺に向け原子力空母カール・ビンソンを派遣した。米国がミサイルで攻撃したシリアでは化学兵
器の利用が攻撃のきっかけになったとみられる。北朝鮮がアメリカを刺激すれば、運用リスクを回避する動きが強まり「円高・株安が進む」（岡
三アセットの前野氏）ことへの警戒は強い。投資家の不安心理を反映し、日経平均株価の将来の予想変動率を示す「日経平均ボラティリティ
ー・インデックス（日経平均ＶＩ）」は午前に一時前週末比1.4％高い20.55まで上昇した。
足元では小売企業の決算発表が相次ぐ。大幅増益見通しとなったオンワードが一時９％高、高島屋は２％高となった。だが市場では「割安
な銘柄や好決算の期待できる銘柄を買う動きは限られている」（国内証券の営業担当者）と冷めた見方が多い。株式相場は当面、上値の重
い展開が続きそうだ。
|
|