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595 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2017/03/07(火) 07:05:57.24 ID:rsQgBSXC - 「おサイフケータイ」広がる、ソニーの「フェリカ」、格安スマホに採用相次ぐ。
2017/03/07 日本経済新聞 朝刊 「おサイフケータイ」の間口が広がる。ソニーは電子マネー機能を実現する「FeliCa(フェリカ)」のスマートフォン(スマホ)での採用を後押し。米 アップルの最新機種「iPhone(アイフォーン)7」に続き、格安スマホ専業メーカーでの採用も決まった。2020年に利用者数を16年比2倍の2 000万人に増やすのが目標だ。現金主義の根強い日本だが、決済手段の多様化が進みそうだ。 スマホ向け周辺機器を扱うトリニティ(埼玉県新座市、星川哲視社長)が5月に発売するオリジナルスマホでフェリカに対応したICチップを採用 する。通信会社を自由に選べる「SIMフリー」端末として売り出す。SIMフリー端末でのフェリカチップの採用例としては富士通の端末などがあ るが、通信会社への納入実績がない専業メーカーではトリニティが初めてとなる。 2004年にNTTドコモが携帯電話にフェリカチップを採用して始まった「おサイフケータイ」。米グーグルの基本ソフト(OS)「アンドロイド」搭載 のスマホで利用が進むが、セキュリティー面への不安から実際に使うのは30代男性が中心だったという。 ただiPhone7での採用を機に女性の利用頻度も上がりつつある。今後はスマホの国内出荷の1割近くを占めるようになったSIMフリー端末で 決済機能を求める利用者が増えるとソニーはみる。 用途開拓にも乗り出す。おサイフケータイを手掛けるソニー子会社のフェリカネットワークス(東京・品川)は家計簿アプリを手掛けるマネーフォ ワード(東京・港)と提携、4月から地域を限定して利用できる「地域電子マネー」事業を始める。 特定の商店街や自治体内で流通する地域電子マネーや地域ポイントを、レジャー施設や交通機関でフェリカ内蔵のスマホで決済できるように する。利用履歴や残高はスマホの家計簿アプリで確認できる。 ウエアラブル端末への搭載も増やす。「アップルウオッチ」など腕時計型端末のほか、ソニーは自社でフェリカを内蔵した指輪やブレスレットな ども試作。早期の量産化を目指す。 日本の電子マネーの決済金額は16年に初めて5兆円を突破し、利用シーンも広がりを見せる。それでも利用額が49兆円規模のクレジットカ ードと比べればなお小規模だ。日本で流通する現金残高は名目国内総生産(GDP)の19・4%と世界でも突出している。おサイフケータイの間 口が広がれば、決済手段の多様化が一段と進み、利便性も高まりそうだ。 ▼フェリカ ソニーが開発した非接触型ICチップ技術で、1996年にソニーがチップの出荷を始めた。装置にかざすだけで、チップの情報を読み uica(スイカ)」や、「楽天Edy(エディ)」などの電子マネーに欠かせない。ICチップの累計出荷数は10億を超えるが、その7割はカード向け。ス マートフォン(スマホ)などモバイル向けの開拓が課題となっていた。
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