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402 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2017/02/02(木) 14:16:48.25 ID:4R+Y8gcN - 新潟県・湯沢町は、全国のリゾートマンションの2割近くが林立する集中地区。多くはバブル期に建てられ、
大浴場やカラオケルーム、プールなどもある豪華物件です。しかし、バブル崩壊後にはマンション価格が大きく下落、 「負動産」とも揶揄(やゆ)されました。いまどうなっているのでしょうか。 ■バブル物件、進む定住化 新潟県湯沢町。1990年ごろのスキーブームに前後して建てられたリゾートマンション(リゾマン)が立ち並ぶ。 午後になると、こうしたリゾマンをめぐるマイクロバスが走る。地元のスーパー「のぐち」が水・土曜日を除く週5日運行する 無料の「ショッピングバス」だ。3方面に分かれて計14棟のマンション前で客を乗せ、町中心部のショッピングセンターに連れてくる。 1時間弱の買い物を楽しんだ利用客は再びバスに乗って帰っていく。 のぐちによると、1日に約50人が利用する。「リゾートマンションのお客様はスーパーで購入される単価が高いので、 バスを運行しても採算が合います。65歳以上の会員を優遇する『シルバーデー』の木曜日は特に多いですね」。 夫婦で利用した男性は「1年ほど前にここのマンションを買って東京から移住した。75歳になるので運転免許は返上しています」と話した。 関越自動車道・湯沢インターがあり、上越新幹線では東京から約1時間半で地元・越後湯沢駅に着く便利さ。主にバブル期に建てられた 湯沢町のリゾマンは、58棟約1万5千室。不動産情報会社の東京カンテイによると、全国のリゾマン(約8万室)の2割近くを占める集中地区だ。 大浴場やプール、カラオケルーム付きも多い。メゾネットタイプで100平方メートル超の部屋もあり、バブル時の投機で「億ション」 として取引された例も珍しくない。ただ、キッチンが小さくて電気コンロが1口しかないなど、定住には不向き。 バブル崩壊後、スキーブームも去ると、管理費も払われずに放置される物件が目立っていった。 そのリゾマンに定住者が増えている。湯沢町によると、2016年4月時点の町民8144人のうち、1008人(約12%)が リゾマンに住民票を置いている。06年に451人(約5%)だったのが2倍以上になった。 バブル期に購入した人たちが定年を迎え、東京などから移り住む。冬季の雪下ろしが負担となって、 地元町民でも戸建てから移る例もある。あるリゾマンの管理組合の理事長は「価格は数十万円ほど。 管理費は月数万円とやや高いが、大浴場が使えて光熱水費は安い。定住すれば快適だ」。 移り住むのは主に高齢者だ。リゾマンの高齢化率は43%超と、町全体より8ポイントも高くなっている。 昨夏、町内のリゾマン理事長ら30人、田村正幸町長、町や警察、消防の担当者が集まって意見交換する「連絡会議」が開かれた。 席上、ある理事長が説明した。「うちには1人世帯の高齢者が18人いる。大浴場で汚物が見つかった。3年前には高齢者がこの浴場で亡くなり、 遺族は部屋の相続を放棄した」。このマンションでは、定住の実態を把握するため昨年11月に「定住届」を出すように規約を変えたという。 別の理事長も「部屋で孤独死した方もいる。町内会にも入っていないので、誰に助けを呼べばいいかわからない」。 田村町長は「個人情報の壁があり、実態把握は簡単ではないが、協議していきたい」と応じた。 町の社会福祉協議会によると、リゾマン住民で介護保険を使った介護サービスの利用者は4人。 介護ヘルパーは「4人は心配した家族から相談がありました。ただ、リゾートマンションは、部屋に住んでいる人がいるかどうかはっきりしない 。孤立者がいるかもしれません」と心配する。 「マンションは安くてお互いに無関心。年老いた親御さんを住まわせて、連絡している様子もない人がいる」。ある理事長はこう明かした。 リゾマンは、今後、都市部にも広がるであろうマンションの空き室や高齢化問題の先進地という様相も帯びていた。 (続きはサイトで) http://www.asahi.com/articles/ASK104TH4K10ULFA019.html
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