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456 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2016/06/09(木) 03:28:10.97 ID:Aq9JjunG - 金融緩和の副作用露呈、国債安定消化、国・銀行の関係綻び(解説)
2016/06/08 日本経済新聞 三菱東京UFJ銀行が国債市場特別参加者(プライマリー・ディーラー)の資格返上に動いたことは、国債の安定消化に二人三脚で 取り組んできた国と銀行の関係の綻びを意味する。膨らむ国の借金を銀行が引き受け、安全弁として日銀が国債買い取りで相場の 安定を図るというもたれ合いの構図が、日銀のマイナス金利政策で崩れてしまった面がある。(1面参照) 日銀は大量の国債購入に加えて、今年2月にはマイナス金利政策を導入した。世の中の金利の基準となる国債の利回りを下げる (価格を上げる)ことで企業や家計の借入金利を引き下げ、経済を活性化する狙いだった。 ところが、代表的な10年物国債の金利までがマイナスとなり、債券市場から金融機関が姿を消すという副作用が目立ち始めている。 金融機関はマイナス金利の国債を持ちたがらず、財務省の入札に参加して国債を買ってもすぐに日銀に転売してしまう。三菱UFJなど はマイナス金利批判を公言してはばからない。 国、銀行、日銀の三角形が崩れた問題は、将来物価が上がり始め日銀が金融緩和を縮小しようと考えだした時に噴き出す恐れがある。 政府・日銀は金利が上がり始めれば金融機関が国債保有を再開すると楽観的にみていたがメガバンクの一角が国債の安定消化の仕組 みから抜け出る衝撃は大きい。 日銀が国債価格の安定のため、大規模な金融緩和を必要以上に続ければ、極端なインフレや土地や株などの資産価格の急騰の原因 にもなりかねない。債券市場の機能低下は財政再建への警鐘を失わせるだけでなく、経済の土台を揺るがすことにもなる。
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