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503 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2016/02/23(火) 12:39:49.11 ID:vZIQlcP5 - 子や孫に「金」 株乱高下・マイナス金利で脚光
2016/02/23 12:30 日経速報ニュース 子供や孫の将来のために金を求める消費者が増えている。金貨や小型の延べ板など譲りやすい金製品が人気を集める。 金の積立口座を子供名義で開設する人も目立つ。株価の乱高下や日銀のマイナス金利導入が重なり、預金の一部を振り 向けるなど金が魅力的な資産に映っているようだ。 日本で人気が高い金貨を販売するオーストリア造幣局は「未来のきみ達のために」という宣伝文句で子供や孫を持つ人たち への販売を増やしている。1枚(約31グラム)16万円ほどと高価だが、金融市場が不安定になった2015年後半から日本国内 の売れ行きが伸びた。通年の国内販売量は14年比36%増で、2320キログラムになった。 金貨を店頭販売する田中貴金属工業によると、1月は前年同月比で2.3倍の勢い。金投資をする東京都墨田区に住む6 0代の男性は「金貨はコンパクトな資産」と店頭で6枚購入した。 数千円単位の定額で毎月、コツコツと金を買って積み立てる「純金積立口座」も受け皿になっている。貴金属販売の石福 金属興業(東京・千代田)の担当者は「子供や孫名義で開設したいという問い合わせが最近1年で3割は増えた」と話す。 「マイナス金利が導入され、預金を引き出して金に換える年配の来客が増えた」といい、預金が減るのではと警戒する高齢者 層が、子世代に残す資産を守るために金を買いにくるという。 定番の金の延べ板も日本の貴金属店では現在、1キロ480万円ほどで年初から約30万円値上がりした。今の売れ筋は 購入しやすく引き渡しやすい100グラム以下の小さい延べ板。三菱マテリアルは15年の販売量が100グラムサイズで前年の 2倍、20グラムは2.3倍に伸びた。 マーケットアナリストの豊島逸夫氏は「子供へ相続がしやすい資産のひとつ」と話す。土地などと違い固定資産税はかからず、 分配しやすい。「田んぼを売って子供のために金貨を買った人もいる」(豊島氏)という。 三菱UFJ信託銀行が手がける金を証券化した上場投信にも資金が流れ、1月中旬に残高が初めて10トンを超えた。 1年前から2トン以上増やした。 金は腐食や変色がなく価値が毀損しにくい。世界的にも金は買われており、各国の中央銀行も分散投資先として15年 には計588トンの金を買い増している。金融市場で積極的に投資・運用してきた人も荒れる値動きにお疲れ気味。金投資 で「ちょっと一息」というニーズが高まっているのかもしれない。
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