- 徒然なるままにコピペ日記 第1章
135 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2013/11/22(金) 05:14:37.72 ID:l6Sv0Sqr - 逆行高の日本株、日銀緩和期待などで海外勢の買いを誘引
2013年 11月 21日 17:25 JST [東京 21日 ロイター] -早期の米緩和縮小観測や中国経済減速懸念で、欧米や新興国の 株価がさえないにもかかわらず、日本株が逆行高となっている。円安に加え、公的年金改革や 日銀の追加緩和期待がヘッジファンドなど海外勢の買いを惹きつけているという。 ただ、海外材料が日本に無縁というわけではない。足の速い資金だけに、リスクオフムードが 広がった場合の売り転換には警戒も強くなっている。 <円安と連動しやすい日本株> 10月29─30日のFOMC議事録では、経済の伸びによって正当化されれば、今後数回のFO MC会合のいずれかで資産買い入れ縮小を決定できる、と一部のメンバーが認識していたこと が明らかになった。次期米連邦準備理事会(FRB)議長候補のイエレン氏らハト派の発言で強 まっていた米量的緩和の長期化観測は揺り戻されている。12月の緩和縮小も再び視野に入っ てきた。 流動性縮小を警戒させるリスクオフ方向の材料であり、ドイツなどを除いて欧米や新興国の株 価は軒並み下落。しかしながら、日本株だけは逆行高となり、日経平均.N225は250円超上昇 、約半年ぶりに1万5300円台を回復した。東証1部売買代金も2兆3000億円台とボリューム も膨らんでおり、上値追いの様相をみせている。 日本株独歩高の1つの要因は対ドルで100円半ばまで上昇した円安だ。テーパリング(米緩 和縮小)観測の強まりで、10年米長期金利は2.8%台に上昇。米株下落はリスクオフの円高 材料だが、米金利上昇や日本株高を背景とした円売りの方が優勢となっている。新興国通貨も 安く、ドル高は日本だけの材料ではないが、円安と連動しやすい日本株にとって強い買い材料 として受け止められている。 また円安の背景には、日銀の追加緩和期待もある。日銀はきょう開かれた決定会合で政策据 え置きを決めたが、市場では緩和期待が根強く残っている。「2%の物価目標を達成するため 日銀はいずれ追加緩和に踏み切るとの見方が海外勢には多いようだ。円安期待が日本株買い の要因となっている」とT&Dアセットマネジメントのチーフエコノミスト、神谷尚志氏は話す。貿易 赤字の拡大や日米のCPI逆転もあり、円安期待は高まりやすい環境にある。
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