- 徒然なるままにコピペ日記 第1章
110 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2013/11/16(土) 20:47:35.70 ID:QsCl4ZfH - ウォール街ラウンドアップ、バブル否定の一方で。
2013/11/16 日本経済新聞 夕刊 15日の米ダウ工業株30種平均は3日連続で過去最高値を更新し、1万6000ドルに接近した。 金融緩和の長期化期待を背景に投資家が運用リスクをとる流れが続いた。 □ □ 前日の上院公聴会でイエレン米連邦準備理事会(FRB)副議長が「株価はバブルの領域に達し ていない」と断言したことも格好の買い材料になった。割高でない根拠の一つとして同氏が挙げた のがPER(株価収益率)。株価が企業の1株利益の何倍の水準にあるかを示す指標だ。米主要 500社の予想PERは約15倍で、確かに過去平均並みにとどまる。 ただ、主な米株価指数は年初来で2〜3割も上昇。イエレン氏の見方とは別に、少なくとも短期 的には過熱感を示すサインが増えてきた。 米S&P500種株価指数が最高値を更新するのは15日で今年36回目。同指数を算出するS &Pダウ・ジョーンズ・インディシーズによるとすでに1999年(35回)を上回り、98年(47回)以 来の頻度だ。ドットコム・バブルの最盛期以来の歴史的な「高値更新相場」なわけだ。 さらに今年は異例の「全面高相場」でもある。500銘柄のうち90%にあたる449が昨年末に 比べ上昇。80年以降では2003年の92%に次ぐ2番目の多さという。 焦っているのは、様子見を重ねるうちに最近の株高に乗り遅れた人々だ。「上値を追いかける のは良い投資といえないが、目先は(買い遅れた投資家の)資金流入がさらに株高を呼ぶだろ う」(S&Pダウのハワード・シルバーブラット氏)。ただこうした投資家はムードで動いている可能 性があるから、買いの持続性には疑問が残る。 過熱の兆しはほかにもある。米投資家心理を映す「恐怖指数(VIX)」が15日まで3日続落し3 カ月半ぶりの低水準を付けた。VIXは高いほど投資家の悲観を、低いほど楽観を意味する。現在 の12・19はリーマン・ショック後の最低である11・30に近づいている。 □ □ 「強気相場は悲観の中に生まれ、懐疑の中で育ち、楽観の中で成熟し、陶酔の中で消えていく」。 著名投資家ジョン・テンプルトンが残した有名な言葉だ。今の相場はこのサイクルのどのあたりに あるのだろうか。 (NQNニューヨーク=森安圭一郎)
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