- 太平洋戦争の思ひ出
700 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2013/08/24(土) 08:00:22.99 ID:s4eH6B7R - 数年前に亡くなった祖父が話してくれた戦争の話
祖父は陸軍輸送部隊に所属していて、 終戦直前は宇品にいたらしい。 8月5日は日曜日で休暇だったので、宮島で市役所か銀行勤務の女性とデート。 8月6日は体操をしていたら爆風で吹っ飛ばされたものの怪我もなく、その後、広島で救助活動。 お付き合いしていた女性とは二度と再会できず、祖母と戦後、結婚。 亡くなるまで宮島デートの時に買った、鹿製の自分の名前入りお箸を使っていた。。 旅行好きの祖父だったけど広島だけは絶対に行かず、被爆者手帳を貰うのを拒否。 輸送任務ではビルマかマニラへの輸送途中、米軍の攻撃で僚船二隻が沈むものの 祖父の船だけはなぜか無事だった。 祖父は目が良かったため、敵飛行機の速度と高射砲の弾の速度からどこに撃てばよいか計算して 撃つ人に指示を出していたが、祖父曰く、一発も当たらなかった。 幼かった私に手旗信号を教えてくれたり(覚えてないけど・・・) 英語の素養もあってびっくりさせられたり、 当たり前だけど戦争いって帰ってきた人は強運の持ち主だったんだなと。
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