- 年金自慢!(多い人も少ない人も)part3
81 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2013/03/24(日) 17:25:29.61 ID:1w8ARBmH - 「勝率はどのくらいだい」。聞かれた玄人の麻雀(マージャン)打ちが答
える。「勝ったり、負けたりだな」。「それじゃ率にならねえな」「そう でもないよ。素人の勝ったり負けたりとはちがう」「そうかね」「勝てば 取る。こいつァ素人と同じだ。負ければ払わない」「なるほど」▼阿佐田 哲也の小説「雀師流転」の一節に、なにが「なるほど」かと思われるだろ う。負けたら、殴られても蹴られても、たとえ金を持っていても払わない。 だから負けても損はしない。それが玄人だというのである。バクチの世界 にはずいぶんと素っ頓狂な理屈がある。が、税の世界にも負けず劣らぬ屁 (へ)理屈があるようだ。▼大阪で競馬のもうけを申告しなかった会社員 が脱税で起訴されたが、税務当局のいう「もうけ」とは、受け取った配当 金から当たり馬券の購入費だけ引いた額なのだそうだ。例えば馬券を1万 円ずつ100枚買い、1枚当たって100倍の配当があった。ならばもうけは99 万円、もうけに税金がかかります、という理屈だ。▼もちろん財布の中身 は増えていない。だから会社員側はおかしいと反論している。つまるとこ ろ、外れ馬券代を必要経費と認めるかどうかに見解の相違があるらしい。 外れ分を勘定に入れず、当たった馬券の買値だけ配当金と差し引きすれば、 素人だって勝率は100%になる。この理屈、税務署に都合がよくできている。
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