- 太平洋戦争の思ひ出
668 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2013/03/11(月) 14:09:17.84 ID:XkogBiOb - 太平洋から来たB29は郡山などを爆撃した後、猪苗代湖を目標に飛び、湖上空で反転、余った爆弾を適当に捨てて帰る。
空襲になると俺は、とにかく飛行機が見たくて見たくて、特に護衛のグラマンが見たくてたまらず、防空壕から顔を出し、何度かお袋にひっぱたかれた。 普段は優しい人だったが、鬼の様な形相でバカバカと言いながら、両手で俺を何度も叩いていた。 今から思えば死と隣り合わせの状況であったが、幼い俺には自分が死ぬという事がよく分からず、お袋がなぜあんなに怒るのか分からなかった。 爆弾が落ちる時はヒュウーという音が段々大きくなり、地面に近づくとなぜか無音になり、その直後にボカーンとなる。 70年も昔のあの音は、今でも鮮明に覚えている。
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