- ★『お年寄り』に変わる名称を考えよう★
442 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2013/02/16(土) 12:31:06.74 ID:f3ixl/pJ - 不老戦隊☆不死ナンジャー
レッド(65) ・・・ ブルー(58) ・・・ イエロー(70)・・・ グリーン(62)・・・ ピンク(60) ・・・
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443 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2013/02/16(土) 13:15:20.24 ID:f3ixl/pJ - レッド(65)とグリーン(62)は大学時代の先輩後輩で今でも親友だ。
ブルー(58)はピンク(60)の弟。 ちなみにグリーン(62)とピンク(60)は昔付き合った仲である。 イエロー(70)は老人喫茶でたまたま知り合った。性別は女。
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444 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2013/02/16(土) 13:25:32.58 ID:f3ixl/pJ - レッド(65) ・・・ イケメン。昔はモテモテだった。現在バツ2。
ブルー(58) ・・・ 仲間内でいちばん若いせいか、生意気な奴。だが禿。独身。 イエロー(70)・・・ 時々男と間違えられる。いつも眼鏡にショートヘア。独身(?) グリーン(62)・・・ 優しい紳士。現在妻と2人暮らし。 ピンク(60) ・・・ 女学生時代はみんなのアイドル的存在だった。夫とは死別。
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445 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2013/02/16(土) 13:56:00.93 ID:f3ixl/pJ - 老人喫茶『JI-BA-NG』は、不死ナンジャーの集い場である。
持ち込んだノートPCで出会い系サイトを閲覧中のレッド。 机に書類をひろげ、やっつけ仕事をするブルー。 そして窓際の席で静かに読書にふけるグリーン。 老爺が3人それぞれやりたいように過ごす午後。 「おっっしゃぁあ!」 そこで突然にひびくレッドの声におどろく他の爺2人。
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446 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2013/02/16(土) 14:19:46.99 ID:f3ixl/pJ - グリーン「びっくりするじゃないか。心臓が止まるかと思ったよ」
ブルー「おいおい、シャレになってないぞ」 レッド「ああ、すまんすまん。今さ、俺のポストに29歳の子からメッセージが届いてさ。 今度の土曜に会うことになりそう」 ブルー 「29歳?お前、それお前の一度めの嫁との子供じゃねぇのか」 グリーン「よくやるな。そういうことだけには元気なんだよね」 レッド 「君ら人生のせんパインに向かって何て言い草だ」 イエロー「バンワー」 ここでイエローが入店してきた。
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447 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2013/02/16(土) 14:30:39.15 ID:f3ixl/pJ - 3爺「バンワーっす」
イエロー「なんか言い争ってたみたいだけど?女の取り合いでもしてたかい?」 ブルー「いや、レッドの爺がさぁ・・・」レッド「シーーーーーーーxtう!!!」 グリーン「心臓が止まりそうってのがシャレで通じるか通じないか議論していたんですよ」 イエロー「ふーん。あら?レッド君ニタニタしてないか?」 レッド「別に。ところで今日は手ぶらなのかね?」 イエロー「ブラジャーはもう必要ないからね」 グリーン「プッ・・・!」 ブルー「あ、そうそう。イエローさんに姉から伝言あったんだ」 イエロー「最近ピンクちゃんこないねぇ。カレシでもできたのかい?」 レッド・グリーン「え!?なんだって!?」
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448 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2013/02/16(土) 19:42:27.31 ID:f3ixl/pJ - ブルー「おい、きめぇこと言うなよ」
イエロー「なによぉ!ピンクちゃんまだ色気あるし〜。ご主人亡くなってからもう5年 でしょ?カレシくらいできたっておかしくない!」 グリーン「あれからもう5年か・・・」 ブルー「やだやだ。年寄りのくせに何言ってんだよ!レッドもたいがいにしとけよ」 レッド「ちょ、なんで俺に言うんだよ」 イエロー「レッド君女たらしだからねぇ〜。で、ピンクちゃんからの伝言って?」 ブルー「・・・あ〜、忘れた・・・なんだっけかな〜」 レッド「もうボケたか?」 ブルー「君らがおかしなこと言うからだよ。レッド、お前はだいたい娘みたいな子をだまして・・・」 レッド「あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜だまれ!」 イエロー「なに?エンコー?」 グリーン「オレはそろそろ帰るわ。んじゃ」 3爺、いや2爺&1婆「ばいばーーい」 チリーン(老人喫茶のチャイム音) イエロー「なんか、グリン君元気なかったね」 レッド「ピンクの旦那はグリーンの親友だったからなあ・・・」 ブルー「ああ・・・」 イエロー「そうだったね。私ったらうっかりしてたよ」
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449 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2013/02/16(土) 21:20:36.43 ID:f3ixl/pJ - グリーンは高校生時代ピンクと深い関係にあった。
グリーンが2年生になった春、新入生としてやってきたピンクに一目惚れしたのである。 その年の夏、2人は初めて結ばれた。まだ高校生だった彼らだが「いつか結婚しよう」と 語り合った。 グリンには中学からの親友がいた。そいつとピンクと3人でよく遊びに出かけたりもした。 そいつはいつもグリンに「ピンクちゃんはいい子だから泣かせるなよ」とからかった。 グリンとそいつは3年生になり、グリンは都会の大学へ、そいつは地元に就職することになった。 グリンはピンクに言った。「少し遠くなるけど、休みの日には逢いに行くから」 ピンクは黙って頷いた。 〜♪ (木綿のハンカチーフの音)
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450 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2013/02/16(土) 23:23:11.95 ID:f3ixl/pJ - 都会で大学生活を送りはじめたグリーン。
ピンクに約束はしたものの、そう頻繁に地元に帰れるはずもなく、 大学で出来た友人との付き合いに夢中になっていた。 その内の一人で先輩のレッドとは同郷だったこともあり特に親しくなった。 レッドはかなりのイケメンで、地味なグリーンとは正反対のタイプだったが、 不思議とウマが合い、飲みに行くようになった。 レッドの周りにはいつも女学生の取り巻きがいた。飲みに行く時も レッドとグリーン、レッドの取り巻きの女学生2人の合計4人だった。 グリーンはレッドが連れてきた女学生のひとりに一目惚れした。 華奢な体、黒いロングへヤー、こぼれおちそうなおっぱい… いや瞳が虜にさせた。
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451 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2013/02/16(土) 23:45:56.00 ID:f3ixl/pJ - 高校3年生のピンクは大学へ進学するか、地元に残り就職するか悩んでいた。
ピンクの家は母子家庭だった。自分の高校卒業と同時に弟が高校生になる。 経済的にも母親一人では大変だろうと思っていた。 グリーンに相談したかったがもう半年も連絡をとっていなかった。 学校からの帰り道、ひとりトボトボ歩くピンクの肩をポン!と叩く男がいた。 「よっ!久しぶりじゃん!」 そいつは明るくピンクに話しかけた。 「グリンの奴、元気か?アイツこないだ電話してきたとき、忙しくてなかなか 帰れないって言ってたけど?」 ピンク「電話したの?いつ?」 そいつ「えーっと、先週の土曜かな?」 ピンク「私には半年も電話ないよ・・・」 驚いた表情をしたそいつの胸の中にピンクが泣きながら抱きついてきた。 握りしめた拳を宙に浮かせたまま動けなかった。
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