- 50代のプロレス2
374 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2020/08/05(水) 22:10:35.80 ID:83G5PDA+ - 猪木×マードック戦のラストは謎であり、それがまたなんともいえない一種壮絶な雰囲気をもたらし、
そのことが他の名試合とも区別される特別さを生んでいる。 経過は下記の通り。 1、猪木のジャーマンで決まったかに見えるが、高橋はなぜか3カウント目を止め、 カウント2であることをジェスチャーで示す。 (ジャーマンはそれまで攻撃を受けてきた左腕がホールドし切れず、離れてしまっているが、 技術的な問題を遥かに凌駕するダイナミックさ、リアルさがある) 2、このとき猪木、マードックは変わった表情、動きは見せない。これが素晴らしい。 (決まったと思い拍手する観客。またこの攻防に躍動する観客。 この試合、この場面に遭遇できた人びとは幸せだ) 3、高橋が3カウント目を止めてから、猪木が次の攻撃に入るまで、なんと26秒間。 会場は沸きっぱなし。これほど幸福な空間は無い。 4、猪木がマードックを延髄で仕留める。この状況においても精度・高さは素晴らしい。 5、高橋は3カウント目をとったものの、そのまま固まり、勝ちがきまったジェスチャーを見せない (そのことで観客、実況も、しばしわけがわからない空白が生まれる) 6、猪木の壮絶な表情 7、高橋は猪木の横で頭をさげ土下座しているかのようなポーズ 8、マードックがまたなんともいえないいい表情を見せる 9、どんまいどんまいとでも言いたげに寄ってきた坂口に高橋は少し頭をさげているかのように見える 10、その後も高橋は猪木の横で腕のタオルやベルトをチェックしたり、トロフィーをフォローしたり いつも以上に申し訳なさげに気を使っているように見える
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375 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2020/08/05(水) 22:25:36.19 ID:83G5PDA+ - 他のシーンもいい場面が多い
猪木がマードックのドロップキックを外し、トップロープからのダイビングニーをかまし、 二発目を放とうとするとき、マードックはここに落とせとばかりにあきらかに指をさして脇腹 を何度も示している。脇腹を痛めた、というのをレフリーにアピールしている体だろうか。 それから二発目を食ったマードックは場外に逃げ、ゆっくりとリングに寝そべりながら上がって 近づいた猪木の足をさっとすくってリング外に引きずりおろす。このあたりの両者のタイミングは絶妙だ。 マードックは再度猪木を抱え上げ鉄柱に頭から激突させようとするが、今度は猪木が体をずらして 逆にマードックを鉄柱にぶつけ、形勢を逆転する。
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377 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2020/08/05(水) 23:33:01.89 ID:83G5PDA+ - >>336の動画の最後にあるよ
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