- 50代の読書/どんな本読んでる? 2016年 [無断転載禁止]©2ch.net
600 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2016/08/11(木) 18:01:12.36 ID:5eYQC8tM - 日本に明治維新が起きて近代国家が誕生したのは1868年。
その3年後の1871年に明治政府は全国一斉に廃藩置県を行って国家の統治機構の改変をやったが、そのときに琉球に対しては廃藩置県ができなかった。 なぜなら1871年の時点で琉球はまだ日本の統治権(主権)が及ばない異国だったから。 明治政府は1871年に琉球に対してだけ廃藩置県ができなかったのだが、逆にその翌年の1872年に明治政府は琉球藩を設置している。 明治政府がなぜ廃藩置県とは逆に琉球に藩を置いたかというと、外国に対して琉球にも廃藩置県を行ったというアリバイづくりが必要だったからである。 ただし、その琉球藩設置というのは単なる名称変更であって、国家の統治機構の改変を伴うものではなかった。 そして明治政府はその7年後の1879年には琉球藩も廃止して沖縄県を設置したというのが歴史的事実で、琉球王国から琉球藩、そして沖縄県と変わっていったこの一連の流れを当時の明治政府は「琉球処分」と呼んでいた。 この一連の経緯は琉球大学や沖縄国際大学、あるいは沖縄大学などの歴史学者は「琉球併合」と呼んでいて、学生たちには「明治政府が武力的威圧のもとに琉球を日本に併合した」と教えている。 だから沖縄の人は自分たちが住んでいる沖縄が日本固有の領土でないことをよく知っている。
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