- 50代からの田舎暮らし XI [転載禁止]©2ch.net
4 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2015/04/03(金) 13:11:44.04 ID:Ni40v+MD - 地方移住に失敗した人たちが語る、田舎暮らしの“影の部分”
週プレNews 2015年4月3日 06時00分 (2015年4月3日 12時02分 更新) ここ最近、都会での暮らしに見切りをつけて、田舎で第二の人生を始める人が増えているらしい――。 とはいえ、誰もが地方へ行けば平穏が約束されるわけではない。“田舎の掟”を知らなかったために地元 になじむことができず、逆にストレスを抱えて出戻り…なんていう例も少なくないのだ。ここでは、そんな 地方移住の“影”の部分をクローズアップする。 まずは、東京都X区から福島県Y町へ移住したAさん(24歳・男性・フリーター)。「行けば仕事ぐらいある はず」という甘い認識が招いた“悲劇”の日々とは…。 都内の大学を卒業後、2年間で3社ほど離転職を繰り返し、会社員という生き方が窮屈に思えてフリーター になりました。当時は実家で悶々(もんもん)とした生活を送ってましたね。 そんなある日、福島のある村を舞台にしたドキュメント番組を見たんです。都会から村に移住した大勢の 若者が地元の人と一緒に村おこしに携わる姿は楽しそうで、「これだ!」と思いましたね。放射線量が 低かったことも移住の決め手となりました。 翌週、村に入ると、NPOの人に安いシェアハウスを紹介してもらえました。ただ、仕事はない。村には ハローワークもありません。ネットで求人検索しても「農作業」しかヒットせず…。 先輩移住者は皆、有名大卒でそれぞれNPOを運営したり、農産品のネット通販をやったりと賢い仕事を されていたのですが、学歴コンプレックスからか、うまく絡めませんでした。 移住して1ヵ月、貯金が底を突きかけていたある日、村役場が地域おこし協力隊を募集していることを知り 、その募集要項には「地域活性化補助事業・月収15万円」とある。役場に速攻で連絡、後日面接を受け て内定をもらいました。 村おこし頑張るぞ、と勇んで役場に向かった勤務初日、上司に「とりあえず田畑の草刈りを」と指示され ました。午後は村外の芸術家向けに貸し出している小学校の廃校舎の清掃業務。それが終わると子供 向けのグリーンツーリズムに駆り出され、森で遊んで汚れた玩具の水洗いを延々と…。思い描いていた 村おこしのイメージとはかけ離れた、雑用とも呼べない仕事が毎日続き、正直ウンザリしていたんです。 腐りかけていた頃、「新しい仕事をやる」と、今度は村のゆるキャラの着ぐるみを渡されて。それから1ヵ月 後の真夏の炎天下、その日もゆるキャラに扮(ふん)してスーパーの入り口横にポツンと立っていました。 ゆるキャラの正体が私だということはすでに知れ渡っていて、買い物帰りのじいさんにこう言われたんです。 「地域おこしというけど、ソレ、意味あんの? あんた、税金で食べてるんだよね」 もう、心をへし折られましたね。3日後、東京の実家に帰りました。
|