- 徒然なるままにコピペ日記 第5章
66 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2013/06/07(金) 18:20:32.69 ID:w6AnmMhO - 順風だった債券、後場に謎の急落 「大手銀の利食い」か
2013/06/07 17:44 日経速報ニュース 933文字 7日の債券市場の雰囲気は午後に入って一変。前場の取引を前日比47銭高の143円49銭で終えた債券 先物の中心限月6月物は、後場寄り直後に一時同12銭安に急落した。直前に実施された日銀の国債買い 入れオペ(公開市場操作)の結果は需給の引き締まりを意識させる内容。株式相場の下落基調も相対的に 安全資産とされる日本国債には追い風とされやすい。それだけに、急落の理由について市場参加者の多く は首をかしげる。 相場急落の背景は何か。市場で浮上する観測は大きく2つある。ひとつめは、円高・株安の一段の進行 だ。日銀が「異次元緩和」の導入を決めた4月4日の終値を下回る水準まで急落した日経平均株価に続き、 13時すぎには外国為替市場で円相場が1ドル=95円台半ばと4月4日以来の高値に上昇。ある地銀の運 用担当者は「損失を穴埋めする利益確定の債券売りが殺到しても不思議はない」と話す。 前場引け間際、長期金利の指標となる新発10年物国債の利回りは0.8%まで低下(価格は上昇)していた。 「米10年債の利回りが2%を超える水準で推移するなら、日本の長期金利は0.8%程度が妥当」(パインブ リッジ・インベストメンツの松川忠債券運用部長)との水準感が漂っていただけに、目先の高値とみた利益 確定売りを誘いやすかったともいえそうだ。 もうひとつは需給のゆがみ。「きょうのオペで日銀の買い入れ対象外となり、他の回号に比べ需給の緩 みが出た新発10年債(329回債)に売りが集中した」(国内証券のディーラー)という。比較的まとまった金 額が動き「メガバンクとみられる売り注文がみえて慌てた」(投資顧問)との声があがる。 急降下した相場はその後急速に上昇。さらに再び下げに転じるなど、荒い値動きを繰り返した。「円安・ 株高に一服感が出始めているなかで、弱気一辺倒になる必要はない」(年金基金)と、最終的には淡々と 下値を支える買いが相場を押し上げた。 後場は日本時間夜に控える米雇用統計の発表を前に、投資家の様子見姿勢が強まる。そう予想してい た市場参加者は多い。ある債券ストラテジストは「目新しい売買材料も見当たらず、何がなんだかよくわ からなかった」とこぼしていた。〔日経QUICKニュース(NQN) 片岡奈美〕
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