- 愛媛の昭和51年生まれ
143 :大人の名無しさん[sage]:2018/03/10(土) 16:10:28.02 ID:Pwx9J3y9 - 埼玉県埋蔵文化財調査事業団は9日、蓮田市黒浜の中世の館跡「新井堀の内遺跡」から一つの甕に納められた量としては国内最大級の
「埋蔵銭」が見つかったと発表した。中国から輸入された銅銭が約26万枚入っている可能性がある。 この館跡の戦国時代の主は岩付城主・太田資正の家臣・野口多門という伝承がある。昨年10月から同事業団が県道建設工事に伴い発掘調査を行っていた。 埋蔵銭は昨年12月25日、二重の堀に囲まれた館跡から出土した常滑焼の大甕(口径60センチ、 胴部最大径94センチ、高さ74センチ)に納められていた。銅銭の枚数は未確認だが表面の70枚だけでも19種類が確認できた。 いずれも中国銭で、最古は唐代の「開元通宝」、最多は明代の「永楽通宝」だった。永楽通宝の鋳造時期から甕の埋設時期は15世紀以降と考えられる。 甕の中からは約8センチ四方の木簡も見つかり、その中に「二百六十貫」と記された可能性がある文字もあった。 1貫は約1000枚とされるため約26万枚が入っている可能性があり、今後の調査で確認されれば一つの甕の埋蔵銭としてはこれまで国内最多だった約18万枚を上回る。
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