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アーチャー
弓道総合スレ 三十四立目
もっと!!ゆかいな弓引きたち

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弓道総合スレ 三十四立目
564 :アーチャー[]:2014/08/03(日) 10:55:52.94 ID:Hpf+2GMY
弓道界全体の的中率は3割前後だと思います。
恐らく、殆どの人が心掛けている様な射法で矢を放つと、平均が3割くらいの中りなんだろうと思います。
その中でも、上手く矢所を的に重ね合わせられる様な射手は7・8割まで中てているんじゃないでしょうか。

多くの人がやっている射法で、一番先に浮かぶのは弓道教本、しかも射法八節図ですね。

射法の説明自体はそんなに悪いということもないのですが、図の方は酷いですね。
あれで弓を引けば、みんなで3割、上手い人で7・8割の中りだと思いますね。

的中率が9割を超えるような射手が各都道府県に若干名は居るでしょうが、そういう人たちは
大多数派の射法八節図の様な引き方じゃないでしょう。


いつの世でも、どこの世界でも、自分が大多数派であることは安心の出来ることで、多くの同士を得られます。
しかし、弓道の世界で大多数が正しいと考えている射法をやっていれば、それは平均3割、よくで7・8割の的中です。


9割以上中る人は、あの射法八節図を否定しているでしょう。
どこかに出ている大離れ射法も酷いです。
正射じゃなく失射でも、大会では優勝するでしょうし、100射で皆中することもあるでしょう。


だから、正射は仲良しクラブの中にはありません。
平成の時代に巻き藁10年をやる様な、最も知的で偏屈な人間の中にこそ、正射は生まれます。
弓道総合スレ 三十四立目
568 :アーチャー[]:2014/08/03(日) 15:05:36.74 ID:Hpf+2GMY
弓手の手の内です。

人差し指は特に力を入れませんが、緩く伸ばします。
私の場合、親指先と人差し指先との間隔は、会の状態で1センチです。
弓道総合スレ 三十四立目
569 :アーチャー[]:2014/08/03(日) 15:06:25.77 ID:Hpf+2GMY
2・3キロ弓力が高いステージで、最高の会相を創ること。
これが現在のテーマです。

自作のグローブ・柔帽子は、以前のままでは指が痛くて改造しました。
硬質プラスチックの弦枕を装着しました。

カーボンセラミックが入って新弓は軽く薄くなりましたが、形状復元の速度が速すぎて当て(握り)を2センチ強上に変更しました。
それでも、私が3割、弓が7割くらいの比率で、矢を押し出している感じです。
弓が突っ張っていて、私の入る隙が無いように感じます。

弦離れの瞬間から緩まずに、40センチくらいの間、矢を押し続けるのが私の理想です。
つまり、私が5割弱、弓が5割強くらいの比率で、矢を押し出したいんです。
ところが、新弓はツンデレ系で、矢所はそこそこまとめてくれるのですが、私が主導気味に離れに関わっていこうとすると、ツンとしてそれを許しません。

弓手首を強めに固定しても、新弓では手の内の下部での強い締まりまでが要求されるので、それに対応しようとすれば小指の付け根辺りに豆が出来ると思います。
つまり、この弓の状態では無理が有るのだと思います。

今日なんかも、20射して2寸的に4本くらいの的中です。
手の内の負担を覚悟で硬質の離れをすると中ります。
ということは、弓折れを恐れつつ弓を削るということです。

まあ、折れない程度に削りましょう。
以前の経験もあるので、削る部位と程度がほぼ判ります。
セラミックの分、強度は上がっていると思います。


弓力が上がっても射形の崩れを抑制できたのは、やはり呼吸法ですね。
呼吸法が腹回りの筋肉をしっかりとした支えに仕上げてくれるので、三重十文字のような体幹の構えが成立している。
十代の後半からやっていたボクシングで、脇腹の筋肉が普通ーじゃなく鍛えられたのが、現在の胴作りにも役立っていますね。
弓道総合スレ 三十四立目
570 :アーチャー[]:2014/08/03(日) 15:17:13.94 ID:Hpf+2GMY
中級者辺りに良く見かけるのが、3時病です。
不言流も10射に1本くらい出たりします。
ということは、逆に9時にも外れる可能性があります。

的の大きさにも拠りますが、これでは的中率、正射率が8・9割になりますから、是非とも解決すべき大問題です。

つまり、離れに際して、弓が伏せたり、弓手首なり弓手の親指が緩めば、矢は3時に外れます。
逆に、大三から会への以降で手の内に捻り要素が大きめに溜まると、離れの際に弓手首が大きめに反って矢は9時に外れます。
これらの3時と9時に外す問題は、ワンセットなのです。



解決法としては、弓手の親指を的方向に伸ばし、弓の右側木を支える。
同時に、弓手首が大きく反らない様に、前腕の内側中位を通る親指と肘の内側をつなぐ筋に力を入れておく。

これで、3時や9時に矢が逸れるのを防ぐことが出来ます。



弓手は親指の筋で左右のブレを抑え、馬手は親指の筋で力を右肘先に落とす。
これらの両前腕の筋の使い方こそ、大事。
弓道総合スレ 三十四立目
571 :アーチャー[]:2014/08/03(日) 15:17:43.02 ID:Hpf+2GMY
不言流の射では、会離そして残身に至るまで馬手の親指が弦に引き起こされる以外何もしません。
その為、離れによって射の誤差を生むということがほぼありません。
こうした前提で、次からの部分をお読み下さい。

中る射というのは、中る会相を造ることで、その会相を造るのが引き分け以前の各節です。
その引き分けで最も重要なのは、弓手と矢筋の為す角を最小限にすることです。
こうして、中る会相が出来れば、後は必中です。


ただし、中る会相というのは、的の大きさによって、その大小が変わります。
1寸的のような小さな的では、中る会相はごく厳密に造られたものとなり、尺二の様な大きい的では、凡その条件を満たした幅のある会相になります。


本来、中りを左右するのは、中る会相を造る事と、狙いです。
ところが、テッポウ魚の的付けは1寸的を射るのに充分な精度を有しているので、より小さな的に中るには、中る会相の厳密さを高めることに掛かっているのです。


的の大きさにそぐわぬ会相では、狙いが確かなほど、必ず的を外します。
射の出来不出来の肝が分かれば、離れるまでも無くほぼ中り・外れを区別できます。


手の内の捻りは、捻りを忘れて僅かに捻りが残っていた程度が好い。
それで、緩まなければ顔や手を打たず矢道を空ける。
出来るだけ弓手と矢筋を近付ける様に、大三からは水平に押し引きする部分を出来るだけ長く引き分ける。・・・会相の厳密性の肝
弓道総合スレ 三十四立目
572 :アーチャー[]:2014/08/03(日) 15:20:05.13 ID:Hpf+2GMY
寒さも厳しく、雪の振り積む中で、一定の射を行うのは中々難しいことです。
それでも、全45射の実験の内、採取できた22射のデータを見ると、複数の強い相関関係が見られるので、対照実験として変える条件以外はほぼ一定の射が行われていたようです。

こうして得られた実験データとそこから導かれる法則性は私の射に於けるものです。
つまり、一般の射手と比べて特に異なる特性、いずれの場合の離れでも弓手首が大きく上へ押し曲げられない、ということです。
そうした射の場合には、この研究が直接役立つものと思います。

尚、不足した実験の一部をやって、一応の実験を終えました。

実験結果から言えること
1、弓手拳の状態を中押しにし、馬手肘の高さを3段階に変えた場合、矢飛びに軽い差異が見られます。
会での馬手肘が高いほど、矢軸は下向きで重心の移動方向は更に少し下となる。
馬手肘が低いほど、矢軸は僅かに上向きで重心は更に僅かに上向きとなる。
馬手肘が中位の時、矢軸は水平に飛び出し重心の移動方向と一致している。

2、弓手拳の状態を上押しとした場合、馬手肘の高さによる差異より大きな影響を及ぼす。
この場合で馬手肘の位置が高い場合は、この9種の組み合わせのうちで最も矢軸が下向きで、その重心はより下に移動する。
馬手肘が中位の時は、矢軸は下向きで、その重心は更にやや下向きである。
馬手肘が下の位置の場合は、矢軸は水平に飛び出し、重心の移動方向とも一致している。
ただし、この場合は、上押しの程度が馬手肘と対応している必要があり、矢所は上下に散らばる危惧がある。

3、弓手拳をベタ押しの状態にした場合、上押しに比べると上下方向への影響力は遥かに小さく、馬手肘の高さよりも影響力が弱い。
弓手がベタで、馬手肘を低くした場合、矢は僅かに上へ飛び出し、矢軸の傾きと重心の移動方向も、ほぼ同じだった。
同様に、馬手肘の高さが中位の時、矢は水平に飛び出し、その重心の移動方向とも一致していた。
また、この時、最も矢勢が乗っていた。
同様に、馬手肘を高くした場合、矢は僅かに下向きに飛び出し、その向きと矢軸の傾きや重心が一致していた。

それでは、この9種類の組み合わせの中で、どれが最も好ましいか。

条件としては、矢筋通りに水平に飛び出し、矢軸の向きも重心の移動方向も一致しているものです。
ア、中押しと中位の右肘
イ、上押しと下位の右肘・・・上押しの程度によって矢が上下に散る。
ウ、ベタ押しと中位の右肘・・・最も矢勢が乗る。

これら3つの組み合わせの内、ウの場合が1番矢勢が乗り、唯一ベタ押しの場合は右肘の高さに関わらず、矢の傾きとその重心の移動方向が一致しており、最も安定し、矢勢も乗る弓手の在り様だということが分かりました。

アについて、弓力を受けるのが中押しで中位なら馬手肘の中位が、弓力の支えとしてはバランスが好いのだと思います。
この組み合わせの再現性は最も高いと思います。

イについて、互いの影響を相殺するバランスが微妙ですが、上押しによる矢勢を狙うのなら、有効な方法です。

ウについて、離れの弓力に手首が負けない場合は、内竹面に接する拇指球が広範囲である為、馬手肘の上下の広い範囲に亘ってバランスの好い状況を齎(もたら)すのでしょう。
また、弓手首が負けないのであれば、中押しよりもベタ押しの方がより良く弓力をしっかりと受け止める構えなのだと、思います。

1年ほど前の私は上押しのイを実施し、矢勢の上乗せを図っていました。
その後から最近まではアを実施し、射の精密性と再現性の高さを求めていました。
さて、これからはウを実施して、射の精密性と再現性を図り、そして手首の負けないベタ押しによる弓力の支えで矢勢の乗りを図ると同時に、ベタ押しでも上押しを利かせます。

それぞれの時期でこの方法が好いとしていた組み合わせが、今回のような実験から俯瞰的に眺められるようになりました。
そして、各々の時期の射術の在り方に正当性の有る事が明らかになりました。

また、新たな目標・ベタ押しの射が浮かび上がってきたことも、大きな成果です。
弓道総合スレ 三十四立目
573 :アーチャー[]:2014/08/03(日) 15:21:04.38 ID:Hpf+2GMY
上下の矢所の散りは、まず目の焦点を残身まで的の中心からずらさないこと。
そして、弓手拳が離れで、落ちない事に気を付ける。

残身で、的と籐との重ね合わせが、どう変化したか、変化していないかを、矢所と対応させて必ず調べる。

弓が90度くらいしか弓返りをしない時の残身では、弓は左に8分ほど移動している。
高さについては変化が無い。
弓の重心線は、弓と弦の間で弓側に在るから、弓が勢い好く回転すると、弓手拳は1度左に振られ、向う弦で戻り、270度の弓返りで右に揺られ、それ以上の角度でまた元の位置に戻ろうとする。


矢が弦と分離する時、弓は10度前後、弓返りの方向に回転しています。
この時、いくら不動の押手と云っても、弓手首が突っ張ったままでは筈の位置が矢筋から大きく右へずれてしまいます。
寧ろ、弓が10度ほど回転すれば、弓の重心の為に弓手拳は左に振られ、ちょうど弓が矢の進路から逃げるようになり、筈の位置が矢筋上に残ります。・・・理想です。・・・正射です。


結局、射の乱れを起こさないために不動の押手が有ります。
今回の矢所の上下の散りもそうです。
不動なのは体幹から左腕までで、弓手首は左右には柔らかさを持ち弓の挙動に従います。
ただし、上下には硬さを持って上鉾の大きな戻りを防ぎます。
・・・一部新たな見解を含む。ただし、弓手首の揺れ幅は大きくならない様に注意が必要です。

この辺の力具合を実現するのに、前腕の親指からの筋に意識を置いて引くという事ですね。
弓道総合スレ 三十四立目
574 :アーチャー[]:2014/08/03(日) 15:27:53.34 ID:Hpf+2GMY
呼吸法は難しいですが、射の精密性には欠かせない要素です。

ポイントとしては、どこに力が入り、どこの力が抜けるかです。
結論的には、臍下丹田に力が入り、上半身、特にみぞおちの力が抜けます。
臍下丹田は、球体の様に感じられ、気が集まると膨らんで、へその下1寸の前腹を内側から押し付けます。
みぞおちは筋肉が緩んで柔らかくなければなりません。



息の出し入れはのどを通すのではなく、直接臍下丹田が膨らんだり縮んで息が出入りする感覚です。
臍下丹田の球体を膨らませても縮まらせても、下腹部は出たりへこんだりしませんし、力も抜けません。
すぐにはこの方法が出来ないと思います。
初めのうちは、丹田の膨らませ方が分からず、息を取り込めなくて窒息しそうになる筈です。



息は吸うでもなく吐くでもなく出入りするものです。
まず、この感覚を掴みましょう。
リラックスして仰向けに寝て、横隔膜の部位を床から持ち上げるようにします。
つまり、上体を反らす姿勢をとります。
この時、自然に下腹部に息が入ります。
今度は、持ち上げた部分を床に戻します。
そうすると、自然と息が吐き出されます。

これが睡眠時の呼吸法で、自分で吸ったり吐いたりしない方法です。
立ち上がっている時には、尾てい骨を大きく反らすようにすると、睡眠時の呼吸のように下腹部に息が入ってきます。
そこで、尾てい骨の反りを1寸ほど戻す様に腰を入れると、臍下丹田が下腹部を押し付ける感覚が感じられます。

この腰の構えのままに背筋を伸ばし、丹田の球体を内側から押し広げる感覚で息を取り込み、外からの圧力で丹田を押し息を放出する練習をします。
この臍下丹田は、十年もやれば初め大き目のビー球位だったのが大きなりんごくらいの大きさになるそうです。・・・道教の仙学・・・練丹法
ちなみに、私の丹田は大き目のレモンくらいです。


実際に弓道でこの呼吸法を用いる場合には、息は放出するもので、その時には丹田に力を込めますが、息を取り込むときには何もしません。
自然に流れ込んできます。


注意事項・・・呼吸法では気を通すという事が有りますが、尾てい骨から背骨を通して上に気を通してはいけません。
これをやると、血圧が高い体質をつくり、命の危険な状態まで引き起こします。
弓道総合スレ 三十四立目
575 :アーチャー[]:2014/08/03(日) 15:28:45.83 ID:Hpf+2GMY
7年間巻き藁を射続けたことは周知でしょう。
ほぼ同じように中心部分を使ってきました。
その為、表の方からは奥深くまで手が入って行き、裏から20cmくらいが押し固められた藁の粉で固まっているようです。

この巻き藁を逆にして使うと、本当に微細な射の狂いまでが矢の傾きと成って現れます。
また、刺さっているのは矢先1寸くらいですから、少しでも矢色が在れば、大きく矢軸が揺れ続けます。
射手にとっては、本当に誤魔化しの出来ない精密な射が求められます。

昨日の最後の1射は抜かずにいたので、今日はそれを抜いて始まりました。
12秒の会から離れた射でしたが、昨日の印象通り矢勢が乗って、そう簡単には抜けませんでした。

今日の初立ちは5射2中でした。
自分との約束が守れたか、どうかの問題でした。
約束の内、特に弓を真っ直ぐに立てる事と、弓手の親指と馬手の人差し指の押さえる力のバランス、これらが最終的な超精密射の仕上げの様に感じます。

勿論、寄せ・大三から上記のバランスを保ちながら引き分けてきて、その筋骨の味わいを一切変えずに会を持つのが大事です。

裏巻き藁前は、実に感度の良い測定器です。・・・電子顕微鏡
これに比べれば、(表)巻き藁前は光学顕微鏡、的前はルーペといった感じです。

射の修正というのは、より大きな誤差を生む不出来を矯正しないと、その次に大きい誤差は見えてきません。
だから、段々とより小さな誤差を生む射の不出来を見つけ、それを修正していくものです。

ところが、いつまで経っても的前で練習していたのでは、そうですね、生物で言えば、花のつくりや昆虫の観察やスケッチをするのならルーペで良いのですが、池のプランクトンを見るならルーペじゃなく、そろそろ顕微鏡の方が観察し易いんです。
不言流もたまにはまともな事を言っていると思うのですが・・・。

射のレベルに合う練習法を見つけましょう。



半矢に届かず悔しいので、1射引いてきました。
約束が守れて、好い射でした。
今日の中った3本は、的の中心の同じ穴です。
しかも、垂直に刺さって矢筈が揺れませんでした。・・・パーフェクトな射です。
弓道総合スレ 三十四立目
578 :アーチャー[]:2014/08/03(日) 18:35:45.01 ID:Hpf+2GMY
・ぎりこがかけになじまない。少量をこまめにつけたが皮がうすくなって穴が開く一方ぎり粉はなじまずすべる。白くならない
・弓構えとりかけの時点で安心感がない。人差し指は矢に沿えて中指で親指を止めておくようにしたいが必要以上に中指を深くとりかけないと不安
・かけの中の親指がかけの中で自由でない
・かけの腰がすこし折れている(新しいかけけは親指を多少折るようにしないととりかけられず不安)
・かけをさすときはひかえをつけているがとりかけのときはつかない
・とりかけで人差し指根元に弦の当たる感じがでない
・矢つがえ位置、とりかけ位置〈親指から筈一個分上)はあっている
・うちおこしから弓が照る
・受け渡しでかけが引かれる感じがない。外れそうで直前に握りなおすときがある
・下筋を終始まったく感じない
・受け渡しで肩がずれやすい。押し肩前勝手肩後ろ
・かなり意識をしないとかけの中の親指が上につかない
・大三で人差し指の根元に弦の当たる感じがない
・大三で馬手の人差し指の第2関節より先が中指より曲がって握るような形になっている。(こうならないと矢の押さえが利かない)
・大三以降のひきわけで弓がぐらぐらする
馬手をひねろうとすると弓が照る。また、ひねりがきく感じはあまりない
・ひきわけ最後に(張り続けると暴発のように離れが出てしまうので)下げておきにいくようなことをしやすい
・手先の力を抜いていると会を保てない。抜いた状態で無理にもとうとすると暴発のようになる
・こうの手の内が完成しない
・会で馬手はひねりをかけているようにみえるが感覚は上弦をとっているようなかんじで効いていない
・会でひっぱり続けられない
・(おそらく)はやけではない。しっかり握りこめば試合でも5,6秒もってはなれる。
・ほとんどの場合びくが出る。ひじが戻るようなことはなく、ひじから先がもどるようなびくをする
・暴発するか離れが出ないかというかんじ
・胸弦がつかない、前収まり。右ひじがうしろにまわってこない
・弓をよせようとおもっても顔などに当たって矢をこぼすためよらない
・パー離れによくなる
・親指をそらせる意識をしっかりしないとおやゆびをはじくような離れにならない。しかしそのくらい意識すると手首まで固くなってしまう
・顔を払う
・馬手の手の内やひねりがうまい人は中指をかぶせなくても弦に親指だけひっかけて引くことができるが、自分はできない
弓道総合スレ 三十四立目
579 :アーチャー[]:2014/08/03(日) 20:50:47.80 ID:Hpf+2GMY
時速180キロの初速度だと、3.8m先の巻き藁では、狙いより2.8cm下に矢が刺さります。
これは、空気抵抗には多少の問題はありますが、重力による落下を考慮した値です。

普段、的の中心に矢が中る為には、テッポウ魚の的付けで、相対的に的のやや上を狙っています。
そのやや上という重力を考慮した微妙な狙いを調整しているのが、テッポウ魚と同じ小脳の自動計算です。

昨夜は、重力を考慮せず、的の中心に狙いを付けた射を数本やってみました。
距離は、3.8mで7・8本でしょうか。
それらがちょうど的の中心から、下へ2.8cmのところに刺さりました。

まあ、不言流の射の精度にも拠りますが、ほぼ同じ穴に刺さり続けた経緯を考えれば、14キロの弓で時速180前後の初速度が出ていたことになります。
ちなみに、初速度が140キロの場合は、5.7cm下がります。
この場合、初速度が40キロ減少すると、矢所の落ち具合は2倍以上ですね。

こうしたことを総合的に考えると、初速度180キロは、まずまずの値だと、思います。
以前は、16キロの弓でしたが、握りの所を好き放題に削りましたから、こんなものでしょう。
矢の重さに負けず加速しているという感覚が在るので、今の弓力でも十分です。
それに、和帽子で親指が痛くなりませんし、強い弓ほど矢筋を狂わす幅も広がりますから・・・。

ただし、的前に立った時、矢筋を水平にして射ると、この初速度では地面と安土の境目辺りに飛んでいきます。
それで、水平より矢摺籐の狙いで7・8ミリ上に射なければなりません。
こういったことを考慮すると、やっぱり初速度が200キロくらいになる弓が好いと思います。

ただ、殆どの射手は、上鉾の戻りのせいで矢が浮き上がって射出されるので、このケースには該当しません。

それなりに条件をそろえて実験すると、特別な器具を使うことなく凡その数値を色々と把握することが出来ます。
弓道総合スレ 三十四立目
581 :アーチャー[]:2014/08/03(日) 21:34:41.19 ID:Hpf+2GMY
矢筋引きの射法では、寄せ・大三で会の状態まで弓手拳を入れるので、手の内の親指は右側木に寄り添う。

ああ、その前に話しておかなければならなかったが、その親指の爪は上を向かずに、脇正面の方へ斜め上を向いている。
この理由は、親指の爪を上に向けると拇指球が握りの内竹に広く着かないからで、内竹の左右上下を均等に手の内で受け止めるには爪を斜め上に向ける必要があるからだ。
勿論、その為には握りの下に厚紙などを一切入れず、内竹は平坦としている。

さて、寄せ・大三で、この手の内の親指が右側木を抑える力具合と、弓手の添え指・人差し指が矢軸を抑える力具合の兼ね合いが大事なんです。
力の程度を言葉で表現すると、微かに触れる、触れる、抑える、押し込むということになるのですが、超精密射で用いる感覚は、触れるから抑えるに入りかけた感覚、つまり抑えるという感覚があって最も弱い力具合です。

この最も弱い抑える力が弓手親指で右側木に掛かり、同時に矢軸に添える馬手人差し指に掛かります。
ここ状態のまま引き分けて来て、会ではその間に有る頬付けにも、向きこそ逆ですが同じ大きさの力が掛かります

これが超精密射の大三から会・離れまでの維持するべき感覚です。
力の増減調整を両肘で行い、その様になる大三の位置、それを維持できる弦道、それを保てる会相を見つけて身に付けるということです。
弓道総合スレ 三十四立目
582 :アーチャー[]:2014/08/03(日) 21:35:29.69 ID:Hpf+2GMY
矢筋引きを習うなら、まず柔帽子のかけにでもしないと相当難しい。

<執り掛け>
取り掛けの時から、馬手の親指は第1関節を深く曲げて弦に引っ掛ける。
勿論、帽子の腹は弦の正面から垂直に取り掛ける。
この状態を離れまで保つこと。

この親指先を深く曲げて弦に絡ませることは、離れを潔(いさぎよ)くして、弦抜けを好くする。

<小筋(こすじ)通しの事>
まず、馬手拳が弦を引くではなく、右肘が弦を引くでもない。
次に、弦に馬手拳を引かせるのではなく、単に弦に右肘を引かせるでもない。
正しくは、親指から右肘の内側、そして右肘の外側の骨先へと繋(つな)がる筋を通して、弦が右肘の骨先を引く状態にする。

つまり、馬手の親指1本だけの筋で、総ての弓力を右肘の骨先へ通していることになる。
この状態を手の甲側から見ると、中立な状態より小指側の手首がその角度をやや狭くして見える。

ここで示した筋は円相の一部であるから、決して折れ曲がるようなことがあってはいけない。
右肘の折れは問題ないが、手首の筋折れ(上下左右)は矢飛びを大きく狂わす元となるから注意を要する。
ここでは直接関係ないが、会で両肩線より右肘が下がったり後ろへ回ると、右肩で筋折れして円相が成り立たない。
これらの状態では矢筋引きに成らないから、適正な引き尺が大事と云える。

<大筋通しの事>
寄せ(大三)の矢筋は、既に会相の矢筋と平行に成っていなければならない。
この時、裏的側から射手を見たら、的線と矢筋が平行で、その矢筋から一直線に小筋を通して右肘の骨先が縦に繋がっていなければならない。
これを不言流では大筋通しと言って、離れまで保たなければならない。

この様に、小筋通しは大筋通しに重なって力を通すのですが、最低限の離れ動作・馬手親指の開きによって弦がかけから分離する際、僅かに弦が左右に揺れようとしても、それを治め様と自然・じねんが働き必ず修正します。
後は、かけ抜けする弦がどこにも接触しないようにすれば、問題はありません。

<馬手の4指>
基本として、柔帽子・親指をどの指も抑え込まない。
また、小指や薬指は握り込まず、4指は自然に柔らかく伸ばしておく。
但し、取矢の場合は、中指と薬指の間を下から甲側へ矢を通して、薬指と小指を曲げて矢を取る。

<矢の添え指>
馬手の人差し指はその側面を使い、取りかけの時から矢軸に軽く沿わせて矢を支持する。
この状態を離れまで保つ。

矢が並進運動を余り起こさない射では、会で矢軸に添え指が付かない状態で離れると的の後ろへ矢が飛んで行き、頬付けの感覚以上に添え指が矢軸を強く抑えると、矢は的の前へ飛んでいきます。

<馬手の上腕>
寄せ・大三から大筋通しをしながら会に至ると、必ず馬手の上腕は45度ではなく、6・70度位まで起き上がります。
と云っても、右肘の内側は弦に引かれて自然につぶれます。
これは、大事な詰め合いです。

弦枕の高さよりも、一拳くらい右肘が下がっているのが、弓手の上押しと対応する馬手の構えです。
このバランスで、適度な上押しが利いて、矢筋に矢が飛んでいきます。

<最後に>
他の記事でも書きましたが、寄せ・大三から引き分けて来て会に入る瞬間の馬手拳、右腕、右肩など、その状況を少しも変えてはなりません。
それが会です。
正しく引いてきたのですから、離れれば正しく弓は的側に返り、弦も正しく返り、矢が正しく加速されて押し出されます。

もし、変えなければならないのなら、変えなくても好い引き分けを身に付けてください。
間違いなく、中る射になります。
弓道総合スレ 三十四立目
583 :アーチャー[]:2014/08/03(日) 21:35:57.00 ID:Hpf+2GMY
両の手の内、馬手は執りかけの時に決め、弓手は大三で決める。
これで、大三では馬手・弓手の両手の内は会と同じ。
特に、弓手は思いのほか手首を入れ、会と同様にする。


大三の矢筋は的の中心から引いた線に平行で、以後これを保つ。
大三からは、弓や弦と両の手の内との関係が変わらない様に引き分ける。

そして、会に至った瞬間のままに筋骨を保ち、気を静めて離れる。


矢筋に沿って引き分けてきた筋骨の働き、その頂点の会に至った瞬間の在り様は、離れても矢筋に弓が返っていき、同時に弦も矢筋に返っていく在り様になっている。
会に入ったのならば、決して何も変えてはいけない。
ただ、離れの時期になったら、馬手の親指だけが弦に引かれて開かれれば好い。

左右・上下に力の偏りが無く、ただ矢筋に矢を放つ、これが嗚呼、立ったりの射だ。


先ほど、その最上の一手を、裏巻き藁前で会得しました。
弓道総合スレ 三十四立目
584 :アーチャー[]:2014/08/03(日) 21:36:22.18 ID:Hpf+2GMY
顎の浮きという現象は、体幹の腰から上の胴作りが機能していない証だと思います。

形の上で顎を軽く引き頭持ちが好くても、その様な形を当然とする筋骨の使い方が無いと、残身では顎が浮き、射自体が不本意なものとなります。

顎の浮いた射の例は、私の好きな前会長を初め沢山有ります。
会相から残身にかけて顎が浮き退き胴気味になります。
この場合、離れでは緩んでいます。
気の緩んだ射です。

緩みの無い射というのは、本当に難しいです。
驚くほど矢勢が違います。




さて、顎の浮かない筋骨の使い方は、尾てい骨を最大限反らせて背を伸ばします。
この時、息は下腹部に収まっている心持です。
それから、尾てい骨の先が1寸ほど反りを戻すようにしてみて下さい。
臍の1寸ほど下に内側から押し出す力を感じると思います。
これが、臍下丹田に力が収まった状態です。

この状態が自然にしても顎の浮かない状態です。
慣れない内はその部位に筋肉疲労を感じますが、これこそ武人が求めた臍下丹田の息の収め方です。

この状態の会では、より大きなからだ背面の筋肉も使い易くなる為、両肘で伸び合って離れれば、今までに無い矢勢と安定した離れが得られます。
弓道総合スレ 三十四立目
585 :アーチャー[]:2014/08/03(日) 21:36:51.79 ID:Hpf+2GMY
不言流も将来はアスリートとしての場を想定しています。
巻き藁十年の経験は、恐らく一般射手の50年の弓道修練に相当しそうです。
しかし、素質や体力など不言流より優れた方のほうが多く、弓歴の長い方は沢山いらっしゃいます。

一流を打ち立てるということは、種を蒔いて、花を咲かせ、実が成る様に、長い道程が有ります。
今こうしていることは、種を蒔いている事です。
大会などで実力を周知のものとするのが、花を咲かせることでしょうか。
そして、門人を迎え、育て、後継者を育成するなど、更に長い道のりです。

射術としての不言流の良し悪しと私の射術の良し悪しは別物なのですが、大衆はその様には分けて考えはしないので、とにかく私自身が弓界で活躍することが必須事項なのです。

そこで、これまでは丸秘事項まであからさまに書いてきましたが、これからはその先の微妙な部分はアメンバー限定での公開とします。


アメンバーの申請は随時受け付けておりますが、承認には時間の掛かる場合が有ります。
普段から、ご訪問を頂いたり、コメントを頂くなどのお付合いをさせて頂いている方なら、即座に承認の判断を下せますが、そうでない場合には最低でも半年以上の状況を見て判断させて頂きます。
もっと!!ゆかいな弓引きたち
192 :アーチャー[]:2014/08/03(日) 21:37:43.90 ID:Hpf+2GMY
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