- 弓道総合スレ十五立目
1 :不言流[]:2010/03/13(土) 16:08:04 ID:tmIXV0ik - 暴発を極めることで、自然な離れは得られるのですが、その自然な離れにとって重要なのが堅固な胴作りと体幹からの離れ、そして癖の無い両手の内なのです。
自然な離れでは、暴発同様に何時離れが出るのかが分からない為、伸び合いの全過程に渡り、緩みの出ない堅固な胴作りが必要です。 しかし、闇雲にからだ全体の筋肉を強張らせたのでは、体力は持たず、またその為に矢飛びが狂うのです。 それで、必要最低限なからだの箇所とその力の強度が求められます。この問題は、まさにあまたの試行錯誤によって身に着ける他はありません。 しかしながら、一番のポイントは肩甲骨の高さの背骨の湾曲を伸ばし、頭を起こすことで、矢筋と骨の連結(弓手・両肩・馬手)を極限まで近づけ、両者の成す角度を小さくすることです。 また、この時には、背筋も適度に使われています。 自分の意思で離れを出す場合は、その瞬間だけ胴作りに充分な力が入れば良い訳です。 通常の射では矢が的に飛び、暴発時には緩んで前矢になる射手が殆どです。 この現象は、離れの瞬間にだけその衝撃を抑える力が入っている証拠です。 こうした堅固な胴作りは一瞬ですから、疲れません。 しかし、どこの筋肉にどれだけの力を込めたら良いのかという検討が無いため、無駄で無理な力の入った堅固の過ぎたる胴作りになっているのです。 そして、この無理・無駄は矢飛びに悪影響を与えます。 詰め合いから伸び合いまでの数秒間、いつ離れが出ても緩まない胴作りを堅持して、しかも、無理・無駄が無いから疲れない。 これは、暴発を極めて自然な離れを体験しなければ、得られないでしょう。 前レスのように、強弓・弱弓の練習でこれらを鍛えることは出来ます。 しかし、それらがほぼ完成しているのかを検証するには、暴発しかないように思います。 つまり、会の伸び合いで必要以上に疲れない状態で、暴発したとき、痛い目に遭わず、弓返りもし、的中する。 まあ、3年弱の修練だから、みんなの方が経験長いんでしょう。 たまには、先輩方のお話(理論)も聞かせてください。 それにしても、同じように弓をやっていても、その中身は全くと言っていいほど違うようですね。
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3 :不言流[]:2010/03/13(土) 23:07:22 ID:tmIXV0ik - 暴発しまくっても、『狙い通りに矢が飛んで的に中る様にしていけば』、自然な離れが出来るようになります。
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5 :不言流[]:2010/03/13(土) 23:13:25 ID:tmIXV0ik - 出来れば、みなさんコテハンで参加してください。
日付が替わると、IDも替わり、話のつながりが分かりにくいので。。。
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6 :不言流[]:2010/03/13(土) 23:22:32 ID:tmIXV0ik - 伸び合いの数秒間ですが、自分にはいつ離れるのかが分かりません。
それが、自然な離れです。 離れが出てから、からだを対応させようとしても、間に合いません。 だから、事前に必要最低限の準備をしておくわけです。 それが出来ていない人は、弦で顔を打ったり、前矢になったりします。 ほとんどの人は、弓返りも十分にしないと思います。
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